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「何だよ、このいきなり過ぎる展開は。神だろお前、神なんだろ!?」
「よくお解りで。いかにも、私はかみちゃんだよ! チャオ!」
「何がかみちゃんだ!」
神と呼ばれた人物、つまるところ外見描写を渋られた方だ。それにビシバシと突っ込んでいく、一応勇者クーガ。この程度のつっこみ慣れた物だと言わんばかりに、神はクーガの言葉を無視して解説を始めた。読み飛ばしOK
「ハイ来ましたよ、これ本来なら文化祭特別バリューの冊子に載ってた物で、実はイラストとかも入ってたけど、残念ながら乗せられない。まぁ、当人の精神的に恥ずかしい絵だから、別に無くてもいいけど。所で、誰も評価もメッセージも入れてくれないの、何か寂しいよ」
「そんな話し知らねぇよ、つーかさりげなく要求言ってんじゃねぇ!」
「周りの登場人物がどれだけ作者がどーのこーのと言いだしても、主人公にはそれが伝わってない。さりげなく宣伝を入れてもあまり問題にならない。それが番外編」
「番外編なのかよこれ!」
いまさら気づいたらしいクーガ君、アホですね。ケタケタと笑いを返すだけの神に、クーガはどうしてもつっこまなくてはならない事をつっこんだ。よくここまでつっこまないで来たもんだ。このページ開けばまず目につく……はずなんだけど、あいにくイラストがない。解説で我慢してください。
「お前モザイクかかっるぞ!?」
あらまびっくり、神様にモザイクかかってるよ。神様はカッコいいポーズをモザイクかかりつつとりながら言った。
「イェイ☆ かっこいいだろ、この小説はR18です」
「どこがだ!」
「だってぇ、私の正体はまだ明かす訳には行かないんだもん。この小説ではただの“神”と言う“モザイク人間”だと思っていてくれればモウマンタイ! さて、サクサク話し進めるぞー、ページがない。ま、これはデータ情報だから、本当はページ数は関係ないんだけどー……気にすんな☆」
何かとてもリアルな話を言い出した神、☆付けるの好きみたいですね。とか言ってると神様がまじめな顔して前回説明を始めた。
「ここまでに至る道のりとは! 金色ピアス付けて勇者になっちまったクーガ君が姫さま助けに邪竜倒したら姫さまに殺されあの世に行ったら閻魔さまに生き返れますよと言われなんか邪竜と会えておしゃべりしててからあの世に行きました、めでたしめでたし」
あらま句読点がろくにない、なんて素晴らしい早口解説でしょう、こんな説明だったらない方がましな気もします。
「最後にめでたしめでたしとか付けるな! オレが死んで話終わりみたいじゃねぇか、勝手に殺すな!」
「はいはい、さっさと購買所に行くぞ!」
「なぜ購買所!?」
「締め切りが迫ってるんだよ!」
そう言うと神はクーガの襟元を掴み、引きずっていった。話しを加速します。締め切りがあったのは過去の話です。