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番外編です。
ひたすらカオスです。
ここは名称未定高校、別に名前が決まっていない訳ではない、元からこう言う名前である。なんか変だろって所は気にしないで、マジで気にせんといて。そこの校庭に、二人の人間(?)がいた。
茫然とした顔で立ち尽くしている、少年と呼ぶべきか青年と呼ぶべきか悩んでしまう、齢十八と年齢的には青春真っ只中の男。彼はタイトルにも名前の入っているクーガ・グリムゾンだ、忘れがちだが本名は久我 朱彦である、読みはクガ アカヒコ、覚えておいてくれると嬉しい。
名前の前についている称号は逐一変わるのだが、本業は勇者のはずだ、見た目もそれにふさわしい格好をしている。即ち今の状況だと、地球の学校にファンタジックな勇者がつっ立っている、普通に不審者だ。
そんなクーガと対峙している人物。いや、人なのだろうか? どんな格好をしているかは……うん……お楽しみって事で、まだ口に出したくない。その人物は手を空高く突き上げると、とても明るい口調で言った。
「学園クーガ、始まるよっ!」
それはカオスの宣言だった。
始まってしまいました、番外編。
0話が短すぎて投稿できなかったので、空白で増量してむりやり投稿しました、すみません。
そのうちに書き貯めたぶんがなくなるでしょう。