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アーサー王と11人の子供たち  作者: 尾十神誠
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~王の再開~

 ある日、一人の『男』が目を覚ました。


 その『男』は、目覚めた眼で辺りを見渡すが、漆黒の闇で覆われていて何も映らない――そこで彼は思い出した。


 自分は「だれ」なのか。


 自分が「どこ」にいるか。


 自分が「なに」をすべきか――。


 まだはっきりとしない意識のなかで、『男』は立ち上がり、暗闇の中を歩き続ける――。


「待っていてくれ……必ず君に会いに行くから――ヴィヴィアン」


『男』は一縷の希望を抱きながら、何度でも、何度でも――立ち上がり続けた。



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