大学2回生、3月、末日
3月末。
今日から、美雨ちゃんと同居。
今までも、通ってくれていたのだけど。
それでも、やはり新鮮だ。
信頼されているのだから、それを裏切る行為は出来ない。
美雨ちゃんは、今お風呂に入っている。
お気に入りのシャンプーであわあわと髪を洗い。
ちら、とさっきからこっちを見るので気づかれていないか心配になるが、多分大丈夫。
美雨ちゃんがマンションに通う様になり、たまにシャワー等を浴びていく事があった。
その時に気づいてしまったのだけど、お風呂場の浴室を少し開けて入る癖が有るのだ。
恐らく、締め切ると暑いのだろう。
駄目だとは思いつつ・・・覗いてしまい。
・・・本当に最低だ。
丁寧に畳んである、可愛らしい下着もちょっと心踊るのだけど。
その先・・・隙間から・・・除く。
スタイルは良いし、肌も凄く綺麗で・・・
「お兄さん、ボディーソープ取って貰えますか?」
「はい」
隙間から、ボディーソープを差し入れる。
「有難う御座います」
受け取る美雨ちゃん。
・・・
あ、目があった。
「お兄さん、女の子のお風呂覗いちゃ駄目ですよ?」
美雨ちゃんが困った様な顔で言う。
「ご、ごめん。つい・・・美雨ちゃんが魅力的で」
「褒めても駄目です」
美雨ちゃんは溜め息をつくと、
「とはいえ、生活に余裕が有る訳でも無いですからね。光熱費節約の為、お風呂は一緒に入る事にしましょうか」
別にそこまで生活は逼迫していないのだけど。
この勘違いには乗るべきだ。
「是非!」
「・・・何だか目が、イヤらしい、です。本当に、変態、ですね」
美雨ちゃんが言葉を区切り、強調しながら言う。
・・・やばい、ちょっと萌える。
ジト目も可愛い。
「寒いです。早く入って来て下さい」
美雨ちゃんが呆れた様に言う。
お言葉に甘えよう。
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「それにしても、美雨ちゃん大きくなったよね」
お風呂上がり。
ソファーに並んで座り、美雨ちゃんは眠いのか、俺にもたれ掛かっている。
「・・・私のおっぱいの事ですか?無断で触るとか、本当に失礼ですよ。他の女の子にそんな事言ったら、通報されますからね?」
「大丈夫だよ。俺がおっぱい揉みたくなるのは、美雨ちゃんだけだ」
「馬鹿ですか、阿呆ですか。それで喜ぶ訳がないですからね?」
美雨ちゃんが刺々しい口調で言う。
たゆ・・・
パジャマ姿で、ノーブラ状態の胸を自分で持ち上げ、
「と言うか、邪魔なんですよね。どんどん大きくなって・・・重いんですよ」
どれどれ
「うん、確かに重いけど・・・これは・・・良い」
「常につけてる私の身にもなって下さい。後、無断で女の子のおっぱい触っちゃ駄目です。服の上からでも、です」
「触るよ」
「程々にして下さいね」
大学の生活の心得、勉強の事、良く分からない代表の挨拶の事・・・
取り留めもない事を話し、
「そろそろ寝ようか」
「・・・はい!」
何故かびくりとする美雨ちゃん。
もっと話していたかったのかな。
布団は大きめの布団が1つ。
美雨ちゃんが間違えて、ダブルのサイズを買ってしまったのだ。
場所はあるし、もう1つ買おうと思ったのだけど、お金が勿体無いから1つの布団で寝ることになった。
「おやすみなさい」
挨拶を交わし、目を閉じた。




