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迅速のK  作者: 奇作
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走り過ぎて転生します。

こんにちは奇作(きさく)です。今回は転生ものを書いてみなした。「迅速のK」のKは影疾(かげと)のイニシャルKとキラーのKです。では読んで見て下さい。

私は、飛燕(ひえん) 影疾(かげと)16歳だ。

私は今、全世界のトップアスリートが出場する、トライアスロンレースに挑戦している。

このレースはまず、海を1000メートル泳ぎ、自転車で10キロを走り、今度は走って10キロ先のゴールを目指すとゆうものだった。

アスリートならまだしも、常人には考えられないレースである。

しかし私はある一つの決意を胸に、このレースに挑んでいる非、生きている。

私は子供の頃、かなりの肥満体型だった。

それが故に私はノロマと罵られいじめられた。

だから私は見返してやることにした、要するに誰よりも速くなってやるのである。

毎日走り込み、ジムに通い私は自分を鍛えつずけた。

小学校は水泳をして誰にも負けなかった。

中学は陸上部に入り短距離も長距離もメダルを取り続けた。

高校に進学したらこのトライアスロンに興味を持った。

水泳の復習走り込みにロードバイクの練習も加わった。

そして今日である。

私はスタートからかなりハイペースで泳いでいた。

そして浜辺に一番で上がり、愛用の自転車に乗って道路を走っいる。

水泳では体温が低下して体力を消耗する。

自転車では筋肉に疲労がたまる。

だから多くのプレイヤー達は、最後まで走りきれないのである。

しかし私は人生の全てを速さを求める事だけに使ってきた。

底知れぬ体力と筋力でここまでトップで走りつずけたしかし、流石にハイスピードを持続しているのは体にこたえたようで、ラスト1000メートルの所で倒れそうになった。

しかし私は、

「まだだ、私は人生の全てを速さを求める事に捧げてきた。こんな所で終わってたまるか。全てを犠牲にしてでも走りきれ。努力を無駄にするな。」

そう言い聞かせて世界新を目指して走りつずけた。

「あと500メートル、あと300、もう少し、もう少しだ。」

ゴールは目の前に迫っていた。


そしてついに私はゴールのテープをきった、そのまま地面に倒れる。

「なんと、飛燕選手が世界新のタイムをマークして一位でゴールしました。」

そのアナウンスを聞きながら私は意識を手放した。





私は小鳥のさえずりや風のせせらぎを聞きながら目を覚ました。

そこは辺り一面、色とりどりの花が咲き心地よい風が吹いていた。

そして私の目の前には長いシルクのような銀髪と銀の目をしたいかにも女神様みたいな女の人がいたが、…見た目がなんと小学生。

うん、女の人?女の子だと思われる。

が立っていた。

私は、

「あなたは?」

と問いかけて見た。

そうしたら

「もちろん女神です。」

と答えられた。

まあ、予想通りだったが、そうなると私は何故ここにいるという疑問が出て来る。

「あなたの肉体は死にました。」

それは唐突に女神様から告げられた。

「今なんて言いました。」

「あなたの肉体は死にました。ゴールした直後に。」

そうか死んだかとゆう気持ちと、ゴールできたんだなとゆう気持ちがこみ上げてきた。

「しかしご安心を、あなたはまた生きることができます。」

何故か女神様は突拍子も無いことを言った。

また生きれる、そんな事はあるのだろうか?私は疑問に思った。

しかし女神様は、

「あなたの魂はとても強くて、元素に戻すよりもう一度肉体をあげる方が魔力のコストが良いわけ。まあ、そのせいで肉体が器の役目を維持できなくなったんだけどもね。」

そうゆう事ならまだあるかも知れないが、戻ったとしても元の世界の秩序は大丈夫なのだろうか。

私は気になった。すると、

「流石に元の世界に戻してあげる事はできないわ。その代わり今の魂を支えられる器と特別な力を1つだけあげる。」

流石に元の世界に戻ることはできないのか。

しかし、その分のメリットを考えると安いものだろう。

そういえばもしかして女神様私の心読んでる。

「当たり前じゃ無い私は女神よ。で、あなたの新しい体と特別な力だけれども、」

「とにかく速くして下さい。」

私は女神様の言葉を遮ってそう言った。

「あなたねえ、こんな機会にどと無いかも知れないのよ。もっと自由に選んだら。」

女神様は半分呆れたように言ったが、こればかりは譲れないのである。

「はあー、まああなたが良いならそれで良いけども、それなら見た目はどうする。」

「現世と変わらずで、」

私はそう答えた。

何故なら昔の体の方が扱い方が分かっていて走りやすいからである。

「あなたは本当に速さを求めているのね。」

女神様はもう呆れ疲れたのか、仕方ないかという顔をしている。

「それならあなたには迅速のスキルをあげるわ。能力は何か対価を差し出すとそれに見合った分だけ素早さが上がるから、間違えても全身全霊とか言わないようにね。」

釘を刺されてしまったが、女神様も分かってくれているなと私は思った。

「だって女神だからね。」

やっぱりまる分かりである。

隠し事はできないなあ。

「それじゃあ良い来世を。」

女神様がそうゆうと同時にまた私の意識は闇に落ちた。


どうでしたか。楽しく読んでくれたでしょうか。感想や誤字脱字については教えて下さい。それではまた次の作品でお待ちしております。

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