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怪談  作者: 仮名
2/4

電話

全ての仕度を終えて部屋を出るというときに電話が鳴った。

受話器をとり相手を確認すると、昔付き合っていた奴だった。

相手には終わっている事を伝え荷物をもって外に出た。


運転をしていると涙が出てきた。

事故を起こさないよう路肩に止め、携帯の登録を削除すると再び走り出す。



実家に帰り荷物を開けて、電話だけは部屋にもっていく。

もしかしたらまたかかって来るかも知れない。


さっきも電話のコードが繋がっていなくても鳴ったんだから。




ギリギリまで文字数を削りました。


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