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エンゲブラ的連載の作法

【正直ナメとった】自作小説を連載することのヤバさ……連載ガチ勢の作家たちの情熱と根気に脱帽!

作者: エンゲブラ

文章書くって、ほんと大変。

どうも、完全にナメとった男です。


紆余曲折あり、もともと評論しか書かなかった筆者が、いつしか短編小説投稿に手を出し、遂には連載まで開始。


評論は読むけど、小説はほとんど読まない。

物語に触れるのは、ほとんど漫画だけ。


そんな人間が物語を書くのだから、最初は作法がさっぱりと分からなかった。

そもそも、文章の書き方自体が分からない(苦笑)。


悪戦苦闘しながら、ようやく自分なりの短編の書き方みたいなものが生まれてきたら、今度は、ちょっと長さの見当がつかない脳内物語にぶち当たる。


となると、まあ「連載」となるわけですわな。


さすがに連載で「エタる(ここで覚えた単語)」のはマズイと、とりあえず20話分ほど書き溜める。

短編ですら「書きながら話を考える(えっ)」タイプの人間なので、長編ともなると、話が進むにつれ、過去の話にどんどんと不具合が出て来て、修正、修正。


「このままでは、いつまで経っても連載が開始できん!」

ということで見切り発車した、という(くだり)は、前回のエッセイでも述べたとおり。


で、まあ実際に連載投稿を始めて思ったこと。

「20話分程度のストックでは、全然心許ないやないかい!」


私が書く素人長編小説などに、果たして読者なんてものが本当につくのか?

ドキドキしながら、第00話(短いイントロ)部分を予約投稿。


すると、いきなり1ブックマークとご祝儀評価ポイントをゲットしてるぜ!

元々、00話と01話はセットのつもりだったので、時間を空けて01話を投稿。

これにもまたブクマがついた!

うれしくて、予定外の02話もその日の内に投稿w

初日にそんなことしちゃうものだから、昨日も03、04と2話分を投稿w

これでなんとブクマがまさかの2ケタに到達(驚愕)!


ということで、今夜もこの後、また1話分投稿する予定なのですが、ここに来て、04話の後書きにも書いたとおり、設定資料と生成AIで用意しておいた画像を入れたフォルダが丸ごと消失した上に、頂いた感想から、ドイツ語の難しさを痛感する事態に……。

しかも、この投稿ペースだと、ストックなんてあっちゅーまに溶けるやん。


とはいえ、あまり間を空けてしまうと、せっかく初期ブーストのかかっている露出も、ポイント低下で落ちていくことは明白。

そうなってくると、モチベーションの低下を招き、エタ……ひぃっw


20話分用意とは言っても、推敲(すいこう)前の草稿のようなもの。

これらを修正しながら、最新話を投稿していく形なので、自由な時間もどんどんと削れていきます。

その上、実際に連載を始めると、ようやく「他者からの目」が入り、違和感のある部分のご指摘を受ける。

そこを調べ出すと、またどんどんと修正……。


「よし、気分転換が必要だ!」

と草稿の続きの最新話でも書くかと、投稿画面を開くと……

「あれ、俺ってどんなテンションで書いてたっけ?」

である。


「書く」という作業の出来は、その時々のテンションにひどく左右されます、私の場合。

書き始める前に頭に浮かんでいた内容と、実際は全然違う場所に漂着することが常である(この投稿にしても、すでにそうだ)が、連載作品でそれをやってしまうのは、非常によろしくない!


キャラクターたちが、ストーリーの方向を捻じ曲げ、好き勝手に動いてしまうのも、ひょっとすると私の中で、キャラクターそのものが固まっていない状態だからなのかもしれない。


自分で書いていても、この後どうなるのかが、まったく読めない。

だから面白くもあるわけだが、もう一度、自分が書いていた物語の中のテンションに戻るには、まさかの「自分の作品の読み直し」が必要となってくる。

これは、まさに連載前には、完全に「想定外」の話である。


そんなこんなで、いざ連載を開始してはみたものの、これほど自分の見積もりの甘さを痛感させられることになるとは!というのが、今の正直な感想です。


20話分のストックも、年始あたりにまた草稿を書き溜めればいいと、余裕こいていたら、自分で自分に首を絞められw


けどまあ、実際に連載を持つというのは、非常に楽しいものでもあります。

自分が実際に物語を書くなんて、これまでの人生では、あまり想像もしなかったこと(正直な話、なろう系の漫画を読んで「この程度なら俺でもひょっとしたら書けるんじゃね?」と夢想していた時代もありましたよ、ええ)。


とにかく、連載小説を書くという作業には、時間と根気が必要です。

時間もそうですが、特に根気。

いや、自分の作品に対する「情熱」か。


飽き性の私が、どこまである程度のペースを保ち、投稿できるかは分かりませんが、エタらぬように来年も頑張る所存です。

ですので、皆様もしばらくの間は、こどもの成長を見守る親のような優しい目で、著者の連載作品を応援していただけると、非常に励みになります。


作品名は

『この転生には、いったいどのような意味があるというのか? 』

(n0859js)です。


父兄参観のような気持ちで、チラ見して頂けると幸いです。

では、また。

とりあえず、ドイツ語の名詞の3性体系(男性・女性・中性名詞)問題、どうするよ、まじで……とほほw


せめて50話分くらいは、先に用意しとくべきだったか、これ。

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― 新着の感想 ―
 大丈夫でしょ。やる気さえあれば優秀なAIもついていることだし。  ただ、しっかりとAIの手綱を握っておくことは大事でしょう。AIの分析も人間に基づくものなのだから人間の予想を超えるのは難しいでしょう…
ああああああああああ。 何だろう、あるある過ぎるわ(笑) …そうそう。辻褄あわs。いや、伏線回収。 AIを使っても、余り労力は変わらず。 長文を作るのは楽になったけどね
楽しく拝読させて頂きました。 私は、書籍化された作品の続き読みたさに「なろう」にユーザー登録し、『この程度で投稿できるのなら、俺でも書けるんじゃね?』と盛大な勘違いをした挙句、いきなり長編小説を書き始…
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