約束ごとと決めたこと
休日になり、コリスちゃんの家に集まる。
「コリスちゃんはいろいろ作れるねえ」
手順を教わったあと、家から持ってきたエプロンを身に着けて話す。
コリスちゃんとは色違いでお互いに胸元にリボンがついている
「意外に簡単だよ」
「そうなの?」
「うん。私も最初はパンケーキにチョコ混ぜることから始めたもの」
パッキーちゃんはシンプルなエプロンを身に着ける。
(試験終わったら、一緒に買い物行こうかな)
「それだったらユカリちゃんもすごいよ。いろいろ木で作れるんだから」
「お姉ちゃんと本棚直したのがきっかけかなあ。今はお馬さんを作成中だよ」
「あたしもなんか作ろうかな。お花とか」
お父さんが庭で育てているパンジーがもうすぐ咲きそうなことを思い出す。
「来月もまた集まろうか。ホワイトデー用にクッキー作ろうよ」
コリスちゃんが楽しそうに話し、ケーキ作りの準備を始める。
「おいしかったね。ガトーショコラ」
「よかったら、また来年作ろうね」
「うん。約束だよ」
ケーキを作り終え、勉強もして、コリスちゃんと挨拶を交わして出発する。
「あ、工事終わったみたいだね」
帰り途中で魔法の世界に通じる道の様子を見に行くと看板は回収されていた。
「きれいになったね、この道」
「そうだね。明日行ってみる?」
「うん。行こうよ。レイ姉さんにも声かけておくね」
パッキーちゃんと約束をして、家に急ぐ。
家に帰るとスミレーユが出迎えてくれた。
「明日もまたお出かけだよ」
スミレーユを抱きしめて話しかける。
(いよいよ明日だ。ワクワクするな)
リュックにタオルやお菓子を詰め込んで、ワクワクしながら眠りについた。




