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昔と今をつなぐ鍵  作者: 雪陽炎
第8話 いろんな秋とふれあって
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パッキーちゃんが休んだ日

 翌日、秋雨の中、いつも通りに登校してみんなと挨拶を交わす。

 コリスちゃんと挨拶し、パッキーちゃんともしようと探す。

(どうしたんだろ?寝坊かな)

 チャイムが鳴り、担任の先生が来てホームルームが始まった。

「パキスタスさんは足をくじいたと連絡ああって今日はお休みだそうです」

 出席をとるときに担任の先生が連絡する。

「えー」

 クラスがどよめく。

 指揮どうするのとか、大丈夫なのとかいろんな質問が飛ぶ。

「大事を取ってのお休みと言っていたから、明日は来るそうですよ」

 先生がそう言うと、クラスは徐々に落ち着きを取り戻す。

(お見舞い、行こうかな)

 秋雨を眺めながら、そんなことを考えていた。


 音楽の時間はメトロノームが代役を果たし一日が終わる。

 帰りのホームルームを終えて、帰ろうとすると呼び止められた。


「ユカリちゃん。パッキーちゃんの家ってわかる?」

「うん、大丈夫だよ。コリスちゃん」

「助かるよ。夏休みに何度か行ったはずなんだけど、道がうろ覚えだったからさ」

「それじゃあ一緒にお見舞い行こうか」

 コリスちゃんの元気な返事と一緒に靴箱に向かう。

 部活は休むとおそるおそる連絡を入れたら、すんなりと許可をもらえた。

 もとから今日は話し合いだけで終わらせる予定と教えてもらえ、お礼を告げる。

「私も雨だから、自由参加の自主練だよ」

「よかった。部活って休むと気まずくなっちゃうよね」

 通り道でコリスちゃんと会話し、スーパーに立ち寄り、果物を探す。


「お見舞いといえばリンゴかな」

「桃の缶詰とかも良いよね」

 買い物かごをもって品物を見て、値段を見て、何を買うか決めていく。

 レジで精算した後、また傘を差して歩きだす。

 水たまりを避けて歩きつつ、パッキーちゃんの家に向かう。


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