22 アトランティス 11
アトランティス騒動を終えエジプトに戻って数日後。
たった数日空けただけでもう次の王が湧いてたりしたがそれは別の話。
サアム「結局俺何もしてないな」
全部陛下が一人でやって終わったよな・・・
まぁ、主人公は陛下だしな。
その時。
官吏1「サアムウト殿。王(ミナ)の召集です。全員です」
俺の担当役人だ
サアム「おう」
●
御前会議。
と言ってもエジプトは部屋の石床に布敷いただけの場所に雑魚寝ならぬ雑魚座りだ。椅子はファラオ用だけ。
ミナ 「神祇官方面から名前が短すぎると文句が出た。よって今日より余は ミナ・マアト・ラー・セテペン・ウセル を名乗る」
ははー。一同ひれ伏す。
次。
ミナ 「南方でまたキューケツキが出た。今から行く。着いて来る奴は来い。サアムウトは強制参加だ」
はいはい
●
着いた。
現地役人「あれですぅ!あの小屋に追い込んでそれっきりですぅ!」
小屋っていうか空の備蓄倉庫だな
ミナ 「お前らはここで待ってろ」
陛下がお付きの者どもに言いながらヘルメットを脱ぐ。どうせ倉庫内で完結するだろうしな。今日の陛下はワニ皮スーツ、その上からこの前取られた左袖を守る為、トーガ状に布を巻いている。
すぐ直せって言われてもたった数日じゃあ直らないからね。
ミナ 「サアムウトは来るんだよ!」
そう言われても戦力にはならないので入り口の柱に寄りかかって参観する。
奥で取っ組み合いする陛下と敵吸血鬼。
陛下が首に組み付く。毒血注入。支配上書き。完了。解散。
したのに敵はまだ殴りこんでくる。
ミナ 「どういうことだサアムウトッ!!」
サアム「どうされましたかな?」
ミナ 「支配が効かん」
俺に言われてもな・・・吸血鬼の問題だろ・・・
敵をよく見ると髪は黒いし目は真っ赤だ。そういえば陛下が作る眷属吸血鬼は全員陛下と同じ銀髪金眼になるんだったっけ。
サアム「おそらく陛下とは別系統の吸血鬼かと。今日のところは破壊するか日に曝すしか無いでしょうな」
ミナ 「他にも居るってのか?!オレみたいなのが??!」
サアム「そんなの知りませんよ」
現れる別種の吸血鬼・・・新たなる戦いが始まった・・・




