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不器用サラリーマンは異世界で器用になったようです  作者: 水島 鏡
第2章 エントリオン公国
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閑話

わしはエントリオン公ローマン1世


現在進行形で重臣を緊急で呼び寄せ


今後の国家安全に関する話し合いをしている


「して、被害はどのよだった?」


わしの質問に対して大魔道士ロイ・ユガードが答える


「はい、私達が確認したところ公国南西の泉の消滅が確認されました」


南西というと領土最大のものじゃろうな


「ユガード殿、泉の跡地はどうなってた?」


筋骨たくましい剛撃のエルド·ヴァサイットが尋ねる


「どうやら赤の上位魔法クラスの魔法が放たれたらしく地面は大きく削れ魚だったものの残骸が散らばっておりました」


実にまずい!


まずすぎる!


大体この国でも上位魔法を使える人間はユガード

しかおらんというのに誰がやったというのだ


上位魔法が打てるということは、近辺国の灼熱か獄炎

しかいないだろう

しかし最近目立った動きが無いのにいきなり

領土干渉してくるとも思えんしのぅ


「ロシャンドゥは、どう思う?」


「陛下、恐れながら申し上げますが恐らく他国が攻めてくることはないでしょう」


「ほう、してその根拠は」


「最近では目立った他国の行動も見られませんし聖王国に至っては現在、新聖王を選抜するための会議が進行しています」


「さらに王国では、穀物の不作から内政安定の為に手を焼いていると聞きます」


「したがって、今回の攻撃はおそらくはギルドの所属者が自らの力を試すために行った傲慢な行為かと愚考します。」


成程、ロシャンドゥの意見は理にかなっておるな


しかし、ギルドもギルドでモンスター退治等を引き受けてくれるのはいいが、しっかり統率をとってほしいものだな


恐らくこれから大事になることはないであろう

そろそろお開きとするかの


「それでは、引き続き警戒にあたり怪しい動きがあれば逐一報告するようにするのだぞ」


「解散!」

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