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モユルハナ  作者: 四季 ヒビキ
〜美術部仮入部〜
10/15

あふたーすくーる

花薫くんは、早起きして学校に向かったあと、睡魔に襲われたようです。



今回いつにも増してgdgd+しっちゃかめっちゃかです。 頭の回転をいつもより多めに回してくださいお願いします何でもしますからry


 

 

 「あ、あのね・・・・・・花薫クン・・・・・・。 もうそろそろ、起きよう・・・・・・? ね?」

 

 「・・・・・・」

 

 「あいつ、今日飯も食ってないぞ・・・・・・。 大丈夫なのか・・・・・・?」

 

 「先生、岸沼くんは調子があまり良くないようなので、保健室に連れていきます。 いいですか」

 

 「えっ?! あ、ああ・・・・・・じゃ、じゃあ頼むね・・・・・・」

 

 

 「おい、行くぞ花薫」

 

 「ん・・・・・・すー」

 

 「帰るぞ」

 

 「・・・・・・ん」

 

 





 

 〜三十分後、保健室にて〜






 

 「うわあああああ!! うわああ!! うわあああああ!!」

 

 「以上が今までの経緯や、花薫」

 

 「・・・・・・」

 



 俺はついさっき目が覚めた。 目が覚めたら、迅と美術部部長の、榊先輩が横にいた。 寝顔を見られたのも恥ずかしいと思うが、それよりももっと厄介なのが、説明された経緯だ。

 



 

 「まさかなあ・・・・・・早う学校行く為ちゅうたって、早起きして睡魔にたぶらかされるとは・・・・・・」

 

 「更に、私との約束も済ませてなかったのね」

 

 

 

 やべぇ、怒ってるよお二人とも・・・・・・!

 先輩に至っては、無表情の圧も重い!

 


 

 「おい、新聞配達の仕事休んで待っとった」

 

 「・・・・・・いつも通りだけど、待ってた」

 

 「すみませんでした」

 



 

 とりあえず平謝りをする準備をし、両手を揃えて頭を下げようとした。 俺の眼前になにかぼ書類を出され、俺はギョッとなった。

 

 



 「授業中スフィンクスになってるとは思わなかったから、書類、さっさと書いてもらった方がいいと思って」

 

 



 スフィンクスか・・・・・・その通りだけど、馬鹿にされている感じだ。 全面的に悪いのは俺だけどな。




 

 「今書いて」

 

 「えっ、あ、はい」



 

 適当に名前とか住所とかを書いて、あとは判子を押すだけの状態にした。 父は判子を押してくれるだろうから、持って帰えればあとは提出するだけだ。




 

 「・・・・・・」

 

 「腹の虫が暴れとるのぉ」

 

 「私も、小腹がすいたわね」

 

 「あ、はは・・・・・・」

 



 

 苦笑いしかでてこない。 だって、俺は約束を二つも破ったのだから・・・・・・。



 


 「迅、予定より遅れたけど、行くのか・・・・・・?」

 

 「ああ、この程度なら予想しとうや」

 

 「そ、そうか・・・・・・」

 

 「じゃあ、行くか? むしろ立てるか?」




 

 そういって、肩を支えようと近づいてきたが、勿論遠慮する。




 「いや、俺はそこまで重病人じゃ・・・・・・」



 

 俺はどうして病弱な女子のようにエスコートされているのだろう。 走れないかもしれないけど!! そこまで病弱じゃない!!


 



  

 「「・・・・・・(じー)」」

 

 「な、なんだよ」

 

 「いや、別に? 無自覚ちゅうのはおとろしいな、と思って」

 

 「美術部の眠姫ね」

 

 「・・・・・・」

 



 

 ・・・・・・明日からは、授業は起きよう。

 

 

 

 

 



 

 〜某 ファーストフード店〜




 がやがやとした喧騒にぽつんとひとり座る俺。

 周りは、老若男女問わず客が押し込められているが、人目を気にせず笑う客の声が体に響いて、落ち着かなかった。

 

 迅と先輩は、二階席に俺を残して商品を注文しに行ってしまった。 席をとるためとかなんとか言いながら、俺に気を使って、早く座らせようとしただけなのだろうが。

 

 やることもないので、スマホをいじろうとするが、下を向くと目眩がする。 かと言って、正面にスマホを構えて操作する絵面は、なんだか気味の悪い客に思えて、そこまでしては触りたくないと思う。

 

 だが、それ以外やることがない。 参った。 早く戻ってきてくれ。

 

 



 「・・・・・・お、生きとる生きとる」

 

 「勝手に殺すな」

 

 「お待たせ」

 



 

 何故か大量のポテトと、飲み物が引っかかるが、ふたりが戻ってきた安堵に包まれたためか、あんまり気にできなかった。

 



 「いやいや、待たせたの。 下は混んどったから、人混みで酔うんやないかとおもてたけど、案の定や」

 

 「ええ、岸沼くんじゃなくても、あれは酔う」

 

 

 「あの・・・・・・先輩。 俺のこと、別に苗字で呼ばなくても・・・・・・」


 


 あ、俺もしかして、今先輩に対してものすごくフランクだったような・・・・・・。

 

 コミュ障ならわかるだろう、この大した会話でもないし重要でもないが、確実に相手の気に障るようなことを言ってしまったのではないかという不安と恐怖を。

 

 人生経験どころか、勉学もままならない俺が岸沼呼びがくすぐったいという理由だけで、やすやすとフレンドリーに会話しようとしたことに、先輩はどう思ったのだろう。

 

 先輩、無表情だし、そもそも目立つことしたがらなさそうな見た目とか性格してるのに・・・・・・?

 


 

 「そうね、花薫くん」

 

 「あ・・・・・・ありがとうございます? あと、今思ったんですけど、なんでいるんですか?」

  

 「えっ」

 

 「えっ」

 

 

 

 うわあああああああ!! しまったああああああ!! 「なんでいるんですか」って!!!!!! 馬鹿だ俺はあああああああ!!!!!

 

 

 たとえ先輩が友人でもそれはないわ!!!! どんだけ俺対人スキルないんだよ!!!!!大馬鹿野郎だよ!!!!! うわあああああ!!!!!

 

 

 折角名前で呼んでくれたのにいいい!!!!!! それを吹き飛ばした俺の人として言うべきではない空気を読まない発言があああああああ!!!!!

 

 

 

 「・・・・・・あ、先輩はその、花薫くんを心配してな、その、親睦を深めようと・・・・・・」

 

 


 迅も、自分で言っていてはっとしたようだ。 俺がその親睦を深めるどころか、かえって埋め立てていることに。 深めたのは墓穴だということに。

 



 「・・・・・・そうね、親睦、深めましょうか」

 

 「エッ、アアハイヨロシクオネガイシマス」

 

 「花薫ーーーーッ! 自我を手放すな!! 戻ってこい!! Come back!!」

 

 「アハハ」

 

 



 俺の、思考回路はショートした。 飲み物についた水滴ぐらい、俺の額には汗が流れていた。

 

 

 

 

 

 おまけ

 

 

 

 「なあ迅、この以上なまでのポテトとドリンクは一体なんなんだ?」

 

 「ポテトは、昼食を抜いてまで眠った花薫のため、そしてドリンクは、薬を飲む花薫のため」

 

 「・・・・・・おれ、多くて十錠くらいなんだけど」

 

 「ほら、頓服とんぷくとかも含めたら」

 

 「・・・・・・いいよ、そういう気遣い」

 


 

 

うわああああああ語彙力が足りないおかげでまとめられなかったあああああああ!!!!



おまけになっちゃったああああああ!!!!!

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