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夏生詩集3

在ればいい

作者: 夏生

立派にならなくていい

キレイにならなくていい


はりつめた心ほぐす

音楽とあたたかいコーヒーがあれば

時間が腰かけてタバコをくゆらすような

空間があればいい


派手にならなくていい

酒を出さなくていい

広くなくていい


ちっぽけな自分でも

生きていていいのだと

ちっぽけな自分だと思わずには

いられない中で

誰より味方であってくれるような

音楽があればいい


音楽と音楽の間に

あたたかいコーヒーになろうと

湯がくるくる働く音が聞こえればいい


見知らぬ人と

憩いをそっと分かち合えればいい


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― 新着の感想 ―
[一言] おはようございます! 読ませて頂きました。 自然と心に沁み入るような、優しい言葉たちにうっとりしてしまいました。 いつも素敵な作品をありがとうございます!
[良い点] 飾り気のない落ち着いたレトロな雰囲気のお店が思い浮かびました。珈琲の良い香りも漂ってきそうです。 ホッと安らぐ素敵な作品ですね
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