表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/42

奈良時代を舞台としていますが、主人公の家業などはフィクションです。

時代ものというよりも和風ファンタジーとして、お楽しみくださいませ。

 お前の居ない世界なんてどの世界も必要があるはずがないのだ。

 あってはならない。

 すべて消えてしまえ。


――だめだ。それだけは


 これ以上何を臆するのか?

 何を隠そうというのか?

 何があるというのか?


――言うな


 すべて、すべて、すべて、必要などない。要らない。存在すべきではない。


――あれ、は……まさか……


 何をしたのだ、あいつら。


 許さぬ。


――それだけは許さぬ。


 あんなもの! 許さない。許してなるものか。

 あれもこれもどれも全部(みんな)


 壊れてしまえ――







   :::::







 あたしの手に押し付けられていたもののすべてが、みんな、まがい物だったと知った。


 何を思えばいい?

 どう感じればいい?

 どんな風に自分を嘲ったらいい?


 いつだって自分のものにすら納得いかなくて、いつだって自分だけに与えられた不平等を思い知らされてきた。

 これ以上の事などないと思っていたのに、まだ上があるなんて。


 なんで、どうして、いつもあたしだけ。


 知らない。もう、要らない。

 こんなのって必要ない。


 でも、ただ、ひとつだけなら。


 すべての根源を壊してしまいたいと思うのよ――

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ