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本が導く恋物語~その本どんな内容なんですか?~  作者: アマテン


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29/32

雛菊ちゃんとおばあちゃんの家に⑥野菜の収穫と初めての牛との接近

次は隣の畑に向かう。


「次はトマト・ピーマンを収穫しようか?」

「「はい」」

「こんな感じに実の部分を軽く握ったら茎の部分をさっき渡したはさみで切ってね」

「はい」


 まずはトマトの収穫から。幹にたくさん実ってる大きなトマトの実を手で持つ。お、重いし大きい。ちゃんと持つ場所を考えないと片手じゃ落としてしまいそう。手で持つ位置を調整しながら


カチッ


幹とつながっている部分をはさみで切ると手に丸々太ったトマトが落ちてくる。


「これがトマトの収穫なんですね。こんなに大きなトマトは初めて見たかもしれません」

「二人ともうまいよ。他の野菜もそうだけどそれぞれに合った肥料・適切な水の量そして愛情を注げば答えてくれるんだよ」


 おじいちゃんのありがたい話を聞きながらピーマンやなすびも黙々と収穫していく。僕もだけど雛菊ちゃんも集中したら会話せずに作業進めるんだよね。


「二人ともお疲れ様。お昼ご飯を食べましょうか?」


大きな木の陰に座ってみんなでおばあちゃんがさっき作ってくれたおにぎりと野菜いためや卵焼きを食べる。


「このおにぎりとても美味しいです」

「普通の塩むすびよ」

「午前中いっぱい動いたからだろ?空腹は最高のスパイスっていうし、体が絵案パク室を欲してるんだろう」

「初めての収穫はどうでした?雛菊ちゃん?」

「すごく楽しかったです。こんなに近くで実ってる状態の野菜を見るのも初めてですし、こんなに野菜が重いとは知りませんでした」

「それはよかったわ。午後は収穫した野菜をご近所さんい届けに行きましょうね?」

「「はーい」」


シャワーで汗を流し少し体を休めおじいちゃんの運転する車で近所の知り合いの家に向かう。


「モー」

「牛がいっぱいいます」

「羊もいるよ、雛菊ちゃん」


最初に向かったのは牧場を経営している川田さんの家。


「野菜のおすそ分けです」

「ありがとね。大地ちゃん、帰ってきてたのね?」

「うん。今回は友達の雛菊ちゃんと二人で来たんだ」

「初めまして、天ヶ崎雛菊といいます」

「あらあら、ご丁寧にどうも。牛や羊触ったことあるかい?」

「いえ、ないです」

「だったら少しさわってみるかい?」

「いんですか?」

「都会ではなかなか触れる機会ないだろうからね。時間には余裕があるから大丈夫だよ」


じいちゃんたちのお許しも出たから柵を超え放牧されている牛の元に向かう。


「まずは大地ちゃん、見本を見してあげなさい。覚えてるね、近寄り方?」

「うん」


 目の前にいる牛に近づいていく。


「牛と近づく場合は牛の目を見ながら真正面から近づくんだよ。そうしたら牛もこちらを見てくるから。うちが飼育している牛たちは基本穏やかだから、この近づき方なら普通に障れると思うよ。下手に後ろや横から近づくと尻尾や後ろ足をぶつけられるからね」

「わかりました」


後ろでは川田のおばちゃんが雛菊ちゃんにアドバイスをしている。牛の目を見ながら近づき


「触っていい?」

「モー」


声をかけ牛が反応してくれたので体の横に回り体を触る。


「ああいう感じに触る前に一言声をかけてあげれば牛は安心するからね」

「はい」

「触る順番もまずは体から触って次に顔へ近づけていくといいよ。そうすれば牛も安心するから。ただし鼻や目・口はデリケートだからさけるんだよ」

「はい」

「よし、ならあとは実践だ。あんた、頼むよ」

「おう、お嬢ちゃん、こっちにおいで」


川口のおじちゃんが手招きして雛菊ちゃんを呼ぶ。その前には別の牛がいる。hなぎ区ちゃんは緊張しながらもゆっくりさっきの手順通りに牛に近づいていき


「暖かいです。それにざらざらしてます」


無事牛の体を障ることに成功。最初は恐る恐るだけど少しずつ牛の顔に手が近づき最終的に耳の部分を触っている。


カシャ


僕は牛を驚かさないように少し遠くから携帯を構えズームでその光景を収める。あとで送ってあげよう。

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