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本が導く恋物語~その本どんな内容なんですか?~  作者: アマテン


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25/32

雛菊ちゃんとおばあちゃんの家に②

「そろそろですね」

「うん」


 1時間後乗換駅に近づいたから扉の前で待ちます。時間ギリギリで移動するより安心できるからね。


ウィーン


乗換駅のホームに降りる。ここまでくると知らない駅ばかりだからちゃんと見て進まないと。


「次は20分後ですよね?」

「うん。3番ホームだって」

「えーとここが1番ホームですから」


 雛菊ちゃんがあたりを見渡す。僕も同じように見渡して3番ホームへ向かう道を探す。一応多分上に上がれる階段があるはずなんだけど。


「大地君、向こうですね」


 雛菊ちゃんが指さす方向には上へ上がる階段・エスカレーターがあり、上部の看板には『3・4番ホーム』と書かれている。エスカレーターもついてるから雛菊ちゃんのキャリーバッグも運びやすいね。


予定通り3番ホームで乗り換えに成功して再び1時間ほど電車の旅。


「すっごい大自然ですね」


雛菊ちゃんは車窓の光景を見て感動している。僕も見入ってる。車窓からは山の斜面を切り抜いた牧場が写り、柵越しに羊やヤギが草原でのんびり草を食べてる。今乗っている路線は山間を切り抜いて線路が走っており、その道中に今みたいな光景が広がっている。


「あ、小さな滝だよ、雛菊ちゃん」

「本当ですね。近くに行ければ涼しそうですね」


 この路線は今までの見慣れた都会の建物じゃないから景色を見るだけですごく時間が速く過ぎていった。これも電車の旅の楽しみの一つかもしれないね。


自然の景色を楽しんで2回目の乗換駅。この駅では乗り換え時間は45分と長めに設定している。理由は駅弁を買うため。この駅は内に弁当屋さんや本屋さんなどいろんなお店が入っていて休憩にもってこい。


「じゃあ、いただきます」

「いただきます」


 3回目の乗り換えも終わり座席の机を使ってお弁当タイム。僕が買ったのはカキフライをメインにしたお弁当。ご飯の部分にはそぼろ・卵・高菜がの3色が敷き詰められている。雛菊ちゃんが買ったのはサケや小エビが入った海鮮釜飯。器も土瓶で雰囲気もあっておいしそう。


パシャ


お互い携帯で写真を撮って母さんに送って食事を始める。


「ごはん部分いただいてもいいですか?」

「いいよ。カキフライも一切れ食べていいから。僕も釜めし食べていい」

「いいですよ」


お互いシェアしながら食べていく。お値段は高めだけど味はおいしいしこれも思い出だよね。車窓から流れていく景色を見ながらゆっくりとした時間を楽しみ、食後のデザートとして買った冷凍ミカンを食べる。うん、のどかだね。

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