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本が導く恋物語~その本どんな内容なんですか?~  作者: アマテン


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学園生活(小学校編)

「おはよう、雛」

「おはようございます。焔ちゃん」


学校に登校して最初の授業の準備をしていますと友達の二階堂焔ちゃんが話しかけてきます。焔ちゃんは小学校から友達になった子でお互いの家を行きするぐらい仲良しです。


「音楽祭の準備は順調ですか?」

「ええ。最終調整も終えてあとは楽器や体調を万全にメンテナンスするだけ。終わったらまた遊びに行こうね?」

「ええ」


焔ちゃんは7月28日にアメリカのニューヨークでヴァイオリンの演奏会に出演するの。今回の演奏会は小・中・高校生それぞれ各部門で優秀な演奏者が参加します。小学生の部では敵がいなく。最近中学生のコンテストにも推薦枠で参加し主唱している焔ちゃんなら選ばれて当然ですね。


「ではミス天ヶ崎、ミセスアントワネットの名言を呼んでくれますか?」


英語の授業で先生に選ばれたので教科書の一文を読みます。


「Courage! I have shown it for years; think you I shall lose it at the moment when my sufferings are to end」

(勇気!私はそれを何年も見せてきた。私の苦しみが終わるときにそれを失うと思いますか?) 

「なんて完璧な発音でしょう。さすが天ヶ崎様」

「まるで本当のマリー様みたいでしたわ」


読み終わるとクラスメイトの皆様から賛美をもらいます。使用人の中にアメリカ・フランス出身の方がおり、小さいころから教えてもらっており、日常会話レベルならすらすらと話すことができます。


「excellent!完璧な発音です。座ってもいいですよ。この文は・・・」


 先生がこの英文の文法について説明する中チラチラと熱い視線が贈られます。学校ではこんな感じで一歩引かれた立場でみんなから対応されます。なので友達といえる距離で接してくれるのは焔ちゃんと大地君だけですね。これに関してはクラスメイトだけが悪いのではなく私の家柄や性格も関係しています。


 私の実家の天ヶ崎家は江戸時代から続く貿易商の一族で、現在は世界の貿易の1割を占める貿易ルートを支配している。世間一般で言う超お金持ちで幼少のころからいろいろな先生からいろいろ教えてもらえました。どうやら私は他の人より理解力が高いらしく先生から教えてもらった基礎を身に着けることができました。


 その身につけた知識ですが様々な行事やテストに注ぎました。何事にも妥協はしたくないので全力で取り組んだ結果、優秀な成績を残しました。その結果を続けた結果が今の立場ですね。成績だけでなく皆の話題である宝石や昔の楽曲にもそこまで関心がないのも原因の一つですが。


そして夏休みが始まる。

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