いくつかの言葉を知った
同じ季節に出会った
記憶よりも新しいものに気づくことに
憧れていた
寄せては返す波は
あの頃の僕には
当たり前のように映っていたけど
キミには
どんな感じで映っていたのだろう
夢と現実の境を
不器用に探していた
なぐさめ合って
たまに振り返ってみて
ほほえみに近い笑顔は
気持ちの半分以上のことを
フォローしてくれると信じていた
寄せては返す波に
僕の思いを
のせてみた
そのうち、どれだけかが
特別な思いとして
キミの足元まで
戻ってきてくれたらいいのにと
素直に思った
キミに知られないように
キミにとっては
当たり前の言葉も
僕には、
微妙なタイミングで
ココロに届いた
その言葉の返事を
どうやって返したらいいのか
今も悩むところ
その悩みを
波にのせてみたら
何か答えが返ってきたら
うれしいのだけど