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【2-16】 これから

 洞窟の床に寝転んだまま、入り口からわずかに見える青空を眺めながら、ぼんやりと考える。


 これから、どうしよう?

 どうやらこの世界では、ドラゴンは森の管理人のような立場らしいからな。管理人と言っても、具体的に何をすればいいのかよくわからないけど。とりあえず、そのあたりの森の見回りくらいは続けるとして。


 でも、管理人だって、時々旅行に出かけるくらいは許されるよな? ぼく以外のドラゴンを探すという目標も、まだ忘れたわけではないし。


 探すとしたら、この洞窟を拠点にして各方面に探索に出かける……といった感じになると思うけど。

 でも、そうなると……。

 今まではあてもなく放浪していただけだったから、元の場所に戻ることは一切考えなくてもよかった。でも、定住して帰るべき場所があるということは、逆に迷子になって帰れなくなる心配もあることを意味するわけで。

 地図を持ってない以上、周辺の地形を覚えながら、少しずつ距離を伸ばしていくしかないだろうなあ。


 ――と考え始めてから既に一週間。今のところ、毎日洞窟でゴロゴロしてるだけで、まだ何もしていない。

 まあ、別に締め切りがあるわけでもないしな。気が向いた時に少しずつ進めればいいか。

ここで、一区切りつけたいと思います。

ここまでが、広い意味でのプロローグです。次章から、やっとまともに話が動き始めます。

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