9話 契約
ブックマーク追加と評価ありがとうございます
( ・ω・)
何か変だなぁ…と思ったら教えてくれると嬉しいです
レティシアから名前を付けてもらったので自分のステータスを見てみると驚いた
[種族:恐竜] レックスローチ
レベル12
名前:ノール
HP:400 MP300
力:170 防御力:650
速さ:730 賢さ9999
運500
スキル
UR:創造
SSSR:叡智を知る者
R:合成
R:胃袋(中)
R:捕食
R:飛行
R:魔法耐性
称号
転生者(隠蔽)管理人さんが施した
獣の森の主
契約
《レティシア》
大幅にレベルが上がっていた…魔物がよく人間を襲う理由がわかった気がした勿論食料とかいろいろあるのも分かるが一番は経験値が多目に手に入るからじゃないだろうか…
最後に気になるのはこの契約というのだ分からない時は管理人さんに聞くのが一番だね
『契約とは名前を付けることで絆が深まり相手との感情が読み取りやすくなります』
ふむ…特に害はないみたいどころか僕は喋れないから感情が読み取りやすくなるのは便利だねそれでなんだがレティシアがまだ不安なのが分かるし…
ただそれが何が不安なのかは分からないけどね
「あら?ノールどうしたの私を心配してくれてるの?ありがとね…そう言えば魔力をもった生き物に名前を付けると相手の気持ちが分かりやすくなるって聞いたことあるわね…ホラだと思ってたけど本当だったのね…」
それでこの後どうするんだろぅ…もうすぐ日が沈み暗くなってくるから休めるところ探さないと僕はともかく人間のこの子は厳しいと思うんだただでさえいろいろあっただろうし…
「やっぱり言葉までは分からないけど何が言いたいのかはわかるみたい…そうね今日はもう休みましょ…と言っても今から探すにしてももうすぐ暗くなるから動かない方が良いかしら…そういえばノール、貴方最初地面から来たわよね?今日はそれにしましょ?」
(確かにそれはできるけど…お嬢様みたいな君を泥だらけになっても大丈夫なのかな…?)
「もう貴方は心配ばかりして何だかお母さんみたいね変なの」
口に手を当てて笑ってとても可愛いただこの感情も伝わってしまったのか少し赤くなって「もう」と言いながら僕を叩いてくるのは止めてほしいものだ…
とりあえず穴を掘る為に僕の頭に付いてるハサミからカブトに変えようと思ったけど両方付けれないかなぁ…と思って試してみると出来ちゃった
側面にハサミが付きおでこ辺りにカブトが付いている感じなのでレティシアに見せてみると
「ノールそんな事も出来たのね!カッコいいじゃない!」
レティシアは目をキラキラさせて僕に抱きついてきた…
正直ちょっと恥ずかしい…前の世界でも女の子と触れあう事が無かったので嬉しい気持ちと恥ずかしい気持ちが同時にきて頭が真っ白になった
レティシアはしばらくしたら離れてくれたので僕はまだ恥ずかしい気持ちが抜けきれておらず忘れる為に無我夢中に穴を掘りある程度の空間が出来たら周りと周りの土を合成でより硬くし最後に魔物避けの薬草の汁を少しかけてからレティシアを穴のなかに誘導した
「へぇ~ノールって器用なのねこれならしばらくここで過ごしても問題なさそうね…明後日でもしたら恐らく私を探しに来てくれると思うから待ちましょうか…」
辺りを見渡し少し驚いた表情しながらも僕を撫でてくれる…気持ちいどうやら僕は撫でられるのが好きみたいだ。
ぐぅ~
近くからそんな音がしてここには僕とレティシアしかいないのでつい彼女の方を見ると少し顔を赤くしながらもまるで「どうかした?」…と何も無かったようにしたいみたいなので僕も聞かなかった事にした…
でもどちらにせよご飯は必要だ…いつもなら創造で作るんだけどレティシアが一緒にいるから作れない…いや正確にはこのスキルが他の人にばれるような事は管理人さんから止められている…
さすがに僕でも分かるこれは隠すべきだと
僕はレティシアに二本の前足を使いジェスチャーと感情を込めると伝わったみたいで手を振ってくれたが彼女が心細い…と感情が伝わってくるので早めにバレないように創造していつものカロリーメイトと盗賊から取った水袋を回収しついでに寝袋を創造した、ただし中身は盗賊の私物と分かるようにこの世界にもある羽を使った寝袋だこれならもしもバレても盗賊の物と思われるだろ…
レティシアを騙すような罪悪感を感じつつ僕は彼女の元に戻りカロリーメイトと水袋を渡した
「ねぇノール?これって盗賊の食料?見たことないけど」
恐る恐ると小さな口を開けて一口
「~~~!」
彼女は目を見開いてびっくりしているようになり僕は地球の食料を与えた事で何かおきたのではないかと思い近づいたが…
「美味しい!!こんな携帯食食べたことないわ!」
全部食べ終えた彼女は眠くなったのか小さなあくびをし僕が持ってきた寝袋を渡した時ちょっと間があったけど素直に受け取ってくれて眠りについた…
寝ている彼女は時々悪夢を見ているかのように震えたりしていたがその時は僕が傷つけないように優しく頭を撫でて落ち着いたのを確めると僕も彼女の近くで眠りについた…
称号を付け忘れてました!!
申し訳ございません!!
以後こうゆうミスが無いように気を付けます…
(;・ω・)