5話 食べられちゃった
ドアをあけるとそこには大きな蛇がいた…
バッ!
すぐに元いた場所に戻ろうとして振り返ったがそこには何もなかった…
「キュウウ?(え?嘘でしょ?)」
頭の中でギギギと聞こえながら正面を見るとそこには僕の身長と同じピンク色の空間があって上には大きな2本の牙が見えた
(あっこれ死んだ)
こうして僕は蛇さんの飲み込まれた…
(ねぇ管理人さんこれどうすればいいの?)
全身が圧迫されてろくに身動きが取れない
『胃袋にある全てエネルギーを1つ爪に集中してください』
(分かった)
キュイイイイイ!!
黒板を爪で引っ掻いているような高音が辺り全体に響きエネルギーを集めた爪が凄い振動して今にも割れそう
(管理人さん!!この後どうすればいいの!?僕の爪が凄い音を出しているんだけど!?)
『エネルギー薄く伸ばすようにイメージして剣のようにしてください』
(した!!)
危機感があるせいかいつもは見せない適応力を見せた
『魔力が詰まったその指をくるりと縦に回してください』
(した!!)
スパッ!ズドン!!
「キュ?(えっ?)」
蛇の胴体が2つに別れた
『そして今すぐそこから離れて逃げてください』
(えっ?なんで?)
目を向けるとそこには2つに別れた顔がついている方に睨まれていた…
バッ!
そこから僕と半分蛇との鬼ごっこが始まったのだった
「キュウ…キュウウウ(ハァハァ…やっと動かなくなった)」
ティロティロリーン♪
【森の主を倒しました】
【新たに森の主となりました】
【称号:<獣の森の主>を手に入れた】
【特殊条件をクリアしたため新しい進化先が追加されました】
【条件を満たした為レベルの上限が25になりました】
何かいろいろと増えた…ドアの近くに大きな蛇がいったのってもしかしてこの為に管理人さんが…
『そのような考えはありません』
「キュウ…(まぁいいっか)」
もし本当にそうだとしても管理人さんは僕の事を考えての行動だと思うし将来的にいい傾向に向かうんだと思うしね
『……』
(管理人さん、次に何をすればいいかな?)
視界で体調5メートルもある蛇を全て食べきることはできない
『レベルが上がった事により捕食スキルを獲得をオススメします』
(補食ってどんなスキルなの?)
『補食とは食べた相手の能力の1部を獲得することができます…本来なら、ですが私がいることにより望んだ1部を獲得できますのでちなみに全てが欲しい場合は暴食というスキルを獲得してください。だだリアリティがSSRな為かかるエネルギーが5桁いきますのでまだまだ先の話です』
(えっと簡単に言ってくれる?)
『……』
ティロティロリーン♪
【スキル:《補食》を手に入れた】
『食べなさい』
何故か言葉に圧力がかかっているような感覚があり自然と背中に冷や汗が出てきた
(はい…)
口に倒した蛇をいれると中に吸い込まれるように消えていった…だがしっかりと味覚に反応があるようで水水しく鳥肉みたいな味わいがありとても美味しく感じた
(美味しい…)
今思えば外に出て初めての食事だった
(なんか命のありがたみがかんじるな…)
今までは創造でタダで手に入るカロリーメイトと水ばかりで久しぶりの肉で感動していた
(ごちそうさまでした…)
手を合わせ終わった後すぐに落ち着ける場所を探すために移動をした…
(それで管理人さん進化はまだしない方がいいのかな?)
歩きながら気になっていた事を聞くことにした
『その方がよろしいかとレベルの上限が上がったので敵を倒しレベルを限界まで上げればまた進化先が増えますので、進化する場合はレベルが最大まで上がった進化先をオススメします』
管理人さんいわく今までレベルの上限を突破した進化先をえらんだ魔物達は例外なく強力な力を持っているようだ…
(へぇ~そうなんだじゃあ毎回進化するときはレベルの上限を上げてから進化した方がいいのかな?)
ざしゅ!ギギイイ!!
突然走りながら襲いかかってゴブリンを爪で切り伏せる
『理想としてはそうですね、ですが上限を上げるには条件が2つあります。
1つ:相手のレベルが自分より1.5倍であること
2つ:称号に王や主といったその場所の頂点にいるものを倒すことですのでレベルが上がれば上がるほどそれは難しくなります、1つ目はまだ弱い物を倒せば可能ですが自分のレベルが100までが上限だとすると150レベルの強敵を倒さなければいけません』
(そっか、じゃあ僕は今の事を考えるね!)
『……』
管理人さんから呆れた感情が流れてきたけどそのなの僕は知らない…考えるの苦手だからさ後々の事はなってから考えれば大丈夫
『……私がしっかりしないと…ボソッ』
頼りにならない主人をもったスキルの苦労はこれからも増えていくのだった…
新スキルの紹介は進化した後にします(`・∀・´)