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13話 レティシアの家に着きました

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( ・ω・)


「どうしたんですか?そいつ」


魔物の処理を終え戻ると兵士が埋まっていたため流石に気になりリーダー格の兵士がアンに視線を向けた


「あ~リューインさ~ん酷いんですよぉこのいきなりお嬢様に切りかかってきたので潰して埋めておいたんですよぉ~これで安心ですからね~ついでに一緒に来た兵士も埋めますか?」


潰したって何を……??!!

兵士達の心の叫びは辺りに響くのだった…


青い顔をした兵士達も急に真面目になりそれからの帰りに道は何事もなく町に着いたのだった…


「おい!!魔物がいるぞ!!」

「イヤー!!」

「兵士達は何をやっているんだ!!」

「助けてぇ!!」

「逃げろおーー!!」


門に近づいたらこれである…護衛をしていたリーダー格の兵士は門番の兵士に事情を説明している様子が見られ何かの紋章を兵士に見せると門を通して貰えた


でも僕には門を通る際に背中に何かシールを貼られたがレティシアに言われて抵抗はしなかったけど正直余りいい気分じゃない…


町に入ってからも僕を見るとだいたいの人はビックリした後に僕に貼ってある物を見ると安心したようにしていた


(管理人さんこのシール?みたいなの何か効果があったりするのかな?)


『この札には貼ったものには暴れることはできず、もし反抗したりすると魔力が逆流して激痛に苦しむことになります。

これは魔物を従魔にする為の物ですちなみに魔力を持つものに有効なのでこれを使って非合法に奴隷にする者もいるそうです』


(えっじゃあもう自由に過ごせないの!?)


『そもそも契約している時点でレティシアに付いて行く気まんまんだったでしょう?』


ぐっ…仕方ないじゃない…楽に過ごせるようになるかもしれないんだから! 


『…』


管理人は呆れたような気持ちがなんとなく伝わってくるが無視だ


『ハァ…札は既に解析済みで無効しているので問題はありません』


なんと…流石管理人さんだ叡知を知る者と言われるだけの事はある


『それから余り私に話しかけないでください。こちらは貴方の住んでいた世界の事を解析もとい勉強していますので邪魔しないでください』


…最近管理人さんが冷たい…新しい知識が知れるのが嬉しい事はわかるんだけど雑に扱われて解せない…。


管理人とのやり取りをしていたらどうやら目当ての場所に着いたようだ…危うく馬車にぶつかる所だった


「さぁ着いたわよ!ノールここが今日から貴方のすむ場所よ!」


目の前には大きな土で出来た門があり何故か門の上に誰かの顔が掘られておりとても不気味だ


門の前には兵士がおりまたリーダー格の兵士が説明をして中に通して貰うとまず目に入ったのが歩く道には白い石が使われており回りには草や木が生い茂っておりふと奥を見ると噴水がありこれだけでとても自然が好きなんだなと理解できた。


屋敷を見てみると横幅20メートル縦に10メートルそして全体的に白いレンガが使われており窓も多く見える、最後に赤い屋根でとてもどこか落ち着くような屋敷だった


屋敷に近づくにつれ門の前に誰かが立っているのが見えた


赤い髪をオールバックに太い眉そして鋭い目ですぐに僕はレティシアの血が繋がっているとわかった


「レティーーーーーーー!!!!」


「お、お父様…」


馬車から降りたレティシアに近づき力強くそして優しく抱き締めているように見えた大事な物を触れるような…


「心配したんだ!!帰ってくる予定の時間になっても帰ってこないでどれだけ心配したか…もしもお前までいなくなってしまったら父さんは…父さんは…」


「お、お父様…ごめんなさい……」


「無事に帰って来てくれてありがとう…」


「お父様…ウゥゥウ…グスッ…ウワアアアンン」




互いに抱きしめあってパパさんがレティシアを部屋に連れていってアンに任せ屋敷の1部屋に人を集めるように言った…先程の優しそうな顔を一変させて周りを強く睨み付けた


「報告しろ…なにがあった?」


ドスの聞いた声で周りに声をかけたそれは凄く冷たく重かった


「報告します!先日お嬢様の乗っていた馬車に何者かに襲われたようです!護衛していた者は全員死亡しており、襲撃してきた輩も死亡しております!」


「無事なのはよかったが…誰の差し金か徹底的に調べろ!徹底的にだ!」


「ハッ!」


「そしてお前、護衛が全員死亡したと言ったなどうしてレティは無事なんだ?何故襲撃してきた者も死んでいる!」


机にドンッ!!と拳をぶつけごまかしは許さないように目がさらに鋭くなる…声を聞いてるだけで凄く怖いぐらいだ


「ハッ!!それは…」


「ハイ!ハァイ!それは私アンから説明しまぅ!」


説明していた兵士が固まりパパさんはため息をつきさっさっと説明しろと顎で示した


「ハァ~イお嬢様は森で出会った生物に襲撃した者達が皆殺しにされたそうですぅ~

それでお嬢様がその子にノールって名前を付けて契約したみたいですぅ~」


「なっなにぃーーー!!」


屋敷にパパさんの叫び声が響いた


ちなみに僕は庭に置いてけぼり…グスン

毎日忘れず…に…(;^∀^)

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