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11話 アポロン様の過去

アポロン様の過去のお話し( ・ω・)


僕がまだ神になる前…天使の頃のお話


僕は天使として下界の様子を見て報告するのが僕達天使の仕事なんだ…人工が増えてきたなぁ~とか瘴気が集まってるなぁ~とか僕の上司の七代天使様に伝えることが大切なんだ!


今日もいつも通りある区域の場所の調査をしていてごはんの評価やお菓子、娯楽にまつわる者を買ったり食べたり遊んだりして遊…ンンッ!調査をしていた


下界の調査などは最低でも1週間までに調べたことを書類に纏め神界に帰らなくちゃいけない…


「よし!今回の調査も終わって書類作りも終わったし…後は帰るためのアクセサリーの手入れをしとこうかな…」


僕は神界から持ってきた自分のバックに入れていたアクセサリーを取り出そうとしてバックを覗いてみるとサイフに水筒にシャンプーにリンスに化粧道具に……


「…あれ?あれ?無い!!嘘!」


バックをひっくり返し中にあった物を床に散乱させてもう一度探してみるがそれでも見つからなかった


僕は家の中を探し回り家の隅々まで探したが見つからず家を出て自分が1週間行った道に行き探したが見つからず夕方になり日付が変わる前に戻らないと下界の暮らしに溺れたと思われ堕天使扱いとなり2度と神界に戻ることは出来ない


「まずいまずい!!どどどうしよう!!天使の力を使うことは禁止されてるしもし、使ったとしても物探しには特に役に立たないし…」


泣きそうになりながらも見つけようと探しいている時に


ドンッ!


「あっ!」

「うおっ!」


探すのに夢中で下ばかり見ていて人が来るのを気づかないでねいた


「ううううううう…」


(どうしようこのままじゃ帰れなくなっちゃう…)


もし堕天使になったら下界で自分の力で生きなくちゃいけないが、もちろん神界側から支援も受けられないしどうやって下界で生きていけば分からない


「あの~どうしたんですか?」


「え?」


誰かとぶつかったのをすっかり忘れていた


本当にピンチなのでぶつかった青年に事情を説明した


もちろん私が天使とは説明していないここで自分の事を天使や悪魔と言うと中二病と思われるので旅行に来ていて大事な物を落として帰れないと説明すると


「あ~じゃあ手伝いますよ話まで聞いてしまったら助けなかったら後味悪いですからね知らなかったらそのままスルーできたんですけどね~」


彼は「アハハハ」と笑い手伝ってくれた

僕は本当に困っていたので一緒に助けてくれる人がいてくれて助かったけど


後残り時間1時間を切った所で周りを見てみると彼の姿は見えなかった…


そっか…帰っちゃったのか…まぁ仕方ないよね彼にも都合があるし今まで手伝ってくれただけでも嬉しかった。

でも僕は最後まで諦めない!!僕はまだ神界でやりたいことがあるんだから!


残り時間10分を切っても見つからずさらに5分が過ぎた頃僕はもう神界に戻れないと思うと涙が出てきた…


諦めないって言ったのに…どうして涙が出るんだろう…帰りたいよ…。 


僕が諦めかけたその時遠くから声がした


空耳だろうか?いや今の声は一緒に手伝ってくれた青年の声だ…どうしたんだろ…今頃何しにきたんだろ…  


戻ってこないでよ…戻ってきたら文句を言いたくなるじゃないか!君は手伝ってくれたのに!悪く…ないのに…


こんな僕を見せたくない…


青年はそんな僕の心情も知らずに気軽に話しかけてきた


「ねぇ、君が探してたのってこれかな?」


彼が僕に見せて来たのは落としたアクセサリーだった


「どうして…君は帰ったはずじゃ…」


「ん?いや確かにこんな時間だし早く帰って寝たいけど…最初に言った通り話を聞いた上で助けないなんて選択肢はないから。

いやもちろん金を貸してくれとかは無理だけど俺の時間を消費して助けられるなら最後まで面倒みるぞ?」


泣きそうになった…僕は心のどこかで君を攻めてたのに君は僕の為に探してくれていたんだ…僕は自分が恥ずかしくなった。


「ありがとう…」


彼からアクセサリーを受け取り自分の物と確認をし両手で包んでこの世界にはない魔力を少しアクセサリーに流すとだんだん光が僕を包み本来の天使の姿になった


彼を見てみると狐にばかされたような顔をしてて面白くてつい笑ってしまった


「君は多分今日の事は忘れてしまうんだと思う…それがこの世界の定め(さだ)

でも僕は覚えてる!君が僕を助けてくれたこと!…だから!僕が偉くなってもし君が不幸な目にあった時必ず僕が助ける!必ず!!」


「お、おう頼むわ…」


彼は今の出来事を理解できていないが適当に返事をしたと彼の顔を見るとすぐにわかった


「アハハハッ……もう時間だ…最後に」


僕はまだ呆然としてる彼に近づいておでこにキスをしてあげた


「えっ!?」


「アハハ…これは僕のお礼だよ天使のからのキスなんてレア何だから感謝してね!!」


僕は顔が赤くなるのを感じつつ最後に彼に振り返った


「またね!!」


僕はその場から消えた


そして100年後僕は大神様からアポロンと名前を受け取り神となった


僕を助けてくれた彼は寿命を迎えて死んじゃったけど…輪廻転生を繰り返しいつか彼が僕の元に来てくれたときに特別な力を与えられるように僕は頑張って仕事をし、君を待ってるよずっと…



それからアポロンと彼が再開するのは今より300年先の話だった


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