1話 神との面会
気軽に初めて見ました(*´∀`)
……ここはどこなんだろう?
気がついてみればテレビやゲーム、漫画、お菓子など置いてある部屋に僕は立っていた。
たしか僕は仕事が終わり家に帰る途中に…
「ッ!!」
そうだ思い出してきた僕は帰る途中に信号無視してきたトラックに轢かれたんだ。
「そうだよー君はトラックに轢かれて死んじゃったんだー」
「!!」
声が聞こえた方に慌てて目を向けるとそこには黒髪が少し短めでラフな格好をした女性がいた
「君はトラックに轢かれてしまったんだけど…実はあれはね別の神、邪神が関わってるんだ」
「邪神…?」
邪神といえばよくライトノベルで出てくる悪い神だろうか?
「そうそうその認識であってるよ」
「ん?」
確か声に出してなかったはずなんだけどもしかして心が読めるのかな?
「うん、もちろん読めるよ!なんてったって僕は神様だからね」
頭の後ろで手をくみイタズラが成功したような顔でニシシと笑っている
「で、さっきの話の続きなんだけどその邪神がね君をわざと殺して違う世界に邪神の使徒として送り出し世界を滅ぼす気だったんだ。君がいるだけで世界が汚染し、しかも不死身のおまけ付き…最悪だよね?」
「そ、そうなんだ」
規模が大きすぎて僕は頭が追い付かずにいた
「まぁそれでね、それは困るから僕が君を横から拐っちゃったんだ!安心していいよ君が過ごしやすいようにサポートするから!!」
「サポートってどんなことをしてくれるの?」
僕は邪神関係の話をスルーして自分のこれからの話が出たので詳しく聞くことにした
「そうだねー選択肢は2つあるんだ1つは違う世界で暮らす為に自分の種族を決めて最後にこの箱に入ったくじを三枚引いてスタートするのと…後はまぁ僕のお願いなんだけど君は新しい種族として生まれ変わって過ごしてもらう、もちろん僕はお願いする立場だから凄いスキルを君に授けるよ!!」
「は、はぁ」
神様テンション高いなぁ…
っとそれより1つ目が種族だけを選んで後は箱に入ったくじを三枚引くっと…運が悪ければ役に立たないスキルが3つの可能性もあるし、逆に運が良ければ生活には困らないスキルが手に入るっと…。
そして気になるのは2つ目の選択肢の新しい種族としての転生…いろいろ面倒な事になりそうな気もするけど神様が言う凄いスキルはとても魅力的だ。
「…ねぇ神様1つ聞いてもいい?」
「ん?いいよ?何でも聞いて」
「凄いスキルってどんなやつ?」
「ンフフフフやっぱり気になる?そうだよねなんてったって神様の僕が凄いスキルって言ったもんね!!」
もったいぶるようにしながらも神様の態度から自信があるように見えるので本当に凄いスキルなんだろう…
「聞いて驚け!その名も創造さ!!神だけが許されたスキル!!レアりティはURだよ!!URはスキルの頂点さ!!」
神様は手を広げ凄いドヤ顔でさらにテンションが上がっている
「さ・ら・に」
「いまならなんと無料で創造スキルで1つだけ何でも作れちゃう!!本来なら創造使うのに自分のエネルギーつまり、ゲームで言えばHPやMPだね!!ここは神会だからエネルギーに満ち溢れてるから問題ないさ!!あっでもURは作れないよ?さすがに作れちゃったらパワーバランスが崩れちゃうからね~」
アハハハ~と神様は興奮しながら熱弁してくれた
「ちなみに新しい種族は…「それはなってからのお楽しみ♪」あっはい」
さすがにそこまでは教えてくれなかった…
でも考えるまでもなかった
「新しい種族転生します。」
「えっ?いいの?新しい種族だからいろんな人に追われるかも知れないよ?」
「まぁそうなったらその時考えますよ」
僕はあんまり考えるのが得意じゃなかったいつも誰かに言われてその通り動いてきたからだ
「ふーん分かったじゃあ君に創造スキルを授けよう!」
神様は僕の手を取り両手で包んだ瞬間金色な光が僕たちを中心に光だし何かが僕の体に入ってくるような感覚があったそれと同時に金色な光が徐々に空気に舞っていった
「よしっ!これで完了だよ!さぁ!さっそく創造スキルで自分が欲しい物思うんだ!それが君の力になる作り方は感覚で分かるはずだよ!」
目を閉じると先ほど僕の中に入ってきた物をよく感じる事ができた、僕は何が欲しい?この後は異世界に行くことになる何も知らない…わからない世界…僕は…僕を助けてくれる…支えてくれる…教えてくれる人が欲しい!!
心の叫びとともに青い光が僕の胸の中から溢れだし周りにあるキラキラした物が周辺に集まり大きくなっていった
「へぇ…そうなるのか…。」
神様は楽しそうにその様子を眺めていた