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番外編.王都戦争②『王都警備副長アマクダリと門兵長ダイス』



<ウルベリオン王都.東地区>


ザワザワ……ガヤガヤ……


「皆様、落ち着いてくださいね。慌てずに避難して頂ければ大丈夫ですね。こういった状況で恐れなければいけないのは二次災害ですからね、パニックに陥れば陥るほど怪我も増え、助かる可能性が薄くなりますからね。ゆっくりと迅速に、伝えた避難経路を進んでくださいね」


タッタッタッタッタッタッ……


「アマクダリさん! お偉方の避難はあらかた済みましたぜ!」

「ありがとうございますね、門兵長ダイスさん。エリートの兵士さん達に協力して頂けるのは助かりますね」

「よしてくださいや……いくら【兵士】の適性があったとは言え……門兵なんざ下っ端もいいところですから。騎士さん達が門の守備をしてくれんなら俺達ぁ邪魔にしかならねぇ。だから今はあんた方【警備兵】と立場は同じだ。民を少しでも危険から遠ざける、それが今俺達にできる事だ」

「……兵士が全員あなたみたいな方だったのならもう少しワタクシ達も立場が違っていたかもしれませんね………しかし今はどうでもいいですね。次は……」


ドォンッ……ドォンッドォンッ…………


「!!……大筒の音っ! まさか……」

「……始まってしまいましたね……時間がありませんね。こちらは事前にワタクシ達が記した避難計画書ですね。ダイスさん、あなた方には西側一帯をお任せしますね」

「…………これは……あんたら警備協会は事前にこんな事態を想定してたのか……凄ぇな……わかった! こっちは任せてくれ!」


タッタッタッタッタッタッ……


「………現在街にいる兵力は二千程…対して魔物は倍、そして避難民の数は未だ二万人以上……非常に厳しいですね……しかし、やるしかないですね。……イシハラさん、貴方は無事でしょうかね……」


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