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信長Take3【コミカライズ連載中!】  作者: 松岡良佑
3章 天文16年(1547年)勝ち取る力
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信長Take3 あらすじ&登場人物3

3章までのネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。

【あらすじ】

 織田信秀が謀略で今川家から松平竹千代を誘拐して来た事を知った信長は、前々世での徳川家康の顛末を混乱に乗じて討ち取られたと勘違いし、今回の歴史でも頼りになる同盟者となるべく、歴史の変化を期待して自身と帰蝶で英才教育を施していた。

 そんな折、尾張北部の犬山城と楽田城にて謀反が勃発する。

 信秀は自身の息子達に鎮圧を命じ成り行きを見守った所、主君である斯波義統が信秀の討伐を掲げて動き出す。

 その裏には今川家の介入があり、犬山城は信長の策で落とすも、楽田城では太原雪斎の策に嵌った織田信行が柴田勝家共々捕らえられ、しかも信行は雪斎に懐柔されてしまう。

 弟と戦う事になった信長は兄と供に撃破し、末森城で篭城する父の救援に向かう。

 一方、帰蝶は信長に親衛隊を預けられ待機していたが、相次ぐ反乱に自分の役目を信秀の救援と確信し、信秀との合流を果たすと斯波軍との戦いを膠着状態に持ち込む。

 北部の争いを制した信長が斯波軍を急襲し、それに呼応し信秀も出撃すると主君である義統を討ち取った。

 しかしこの斯波軍の突如の信秀に対する制裁は、実は信秀が裏で操り、尾張を手に入れるべく画策した謀略であったが、その謀略を今川家が察知し、それを信長が更に察知した結果で終結した争いでもあった。

 その後、全ての策を察知した功績を認められた信長は兄の推薦もあって織田家の次期当主に内定し、一方、帰蝶が生駒吉乃を無理やり説得して側室に迎えることになったのである。



【登場人物】


 ☆松平竹千代(まつだいらたけちよ)/徳川家康(とくがわいえやす)(4歳)

 松平氏が今川氏へ人質として竹千代を差し出した際、織田信秀が強奪して尾張に送られてきた。

 史実での才能を知る信長と帰蝶に英才教育を施され、史実よりも幸運で不幸な生活を尾張で送る事になる。

 本能寺の変の時に明智光秀に打ち取られた、と勘違いされている。


 ☆織田三郎五郎信広おださぶろうごろうのぶひろ(19歳)

 信秀の庶子長男、信長の兄

 信秀の後継者候補として、そつのない働きを見せており、最有力候補である。

 尾張内乱にて信長の才能を見抜き、史実では敵対した事実が変化し心強い味方となる。

 交渉に優れ、ある意味信秀の血を一番色濃く継いでいる。


 ☆織田勘十郎信行おだかんじゅうろうのぶゆき(11歳)

 信秀の正室次男、信長の弟

 信秀の後継者候補で品行方正で信長とは正反対の極めて真面目で正義感あふれる少年。

 ただ、その正義感が仇となり太原雪斎に洗脳されてしまい、織田家を裏切る。

 現在は謹慎処分を受けている。


 ☆柴田権六勝家しばたごんろくかついえ(25歳)

 織田家随一の猛将。

 信行の後見人として従軍するが、今川家の策に敗れて捕縛される。

 信行を理想の主君に育てているが、それが仇となり信行が裏切ってしまい、責任を感じて自害しようとするが、寸前で止められて降格処分という形で、信長の親衛隊に組み込まれた。


 ☆織田信清(おだのぶきよ)

 犬山城にて信秀に対し反逆するが、信長の策に敗れて捕縛された。


 ☆織田寛貞(おだひろさだ)

 楽田城にて信秀に反逆し、信行軍を打ち破る。

 後に信広、信長軍に野戦にて敗れる。


 ☆斯波義統(しばよしむね)

 尾張の正式支配者であるが、実力は皆無。

 家臣の織田信友の傀儡に過ぎないが、信友も信秀に逆らえず非常に立場がややっこしい。

 信秀の策にハマり信秀を打ち取るための軍を起こし、今川家の助力を得たのは良いが、犬山城、楽田城の討伐軍は敗れたお陰で目論見が崩れ、信秀に打ち取られた。


 ☆織田信友(おだのぶとも)

 主君の斯波義統と共に信秀討伐軍を起こすが、散々に打ち負かされて行方不明となる。


 ☆太原雪斎(たいげんせっさい)(51歳)

 今川家の最高幹部にして軍師。

 織田家と度々争ってきたが、信秀の策を察知し斯波氏に加担して尾張に対する足掛かりを得ようと画策する。

 信行の逃亡先を察知し、捕縛したのち洗脳。

 信秀に対する手駒として斯波軍の先鋒に据えた。


 ☆今川治部大輔義元いまがわじぶたいふよしもと(28歳)

 駿河今川家当主にして『海道一の弓取り』の異名を持つ大大名。

 織田家の争いに太原雪斎を派遣し尾張への足掛かりを掴むと同時に、竹千代奪還を目論む。

 捕縛した信行と柴田勝家との交換で竹千代を奪還し、三河掌握に向けて邁進する。


 ☆斎藤山城守利政さいとうやましろのかみとしまさ/斎藤道三(さいとうどうさん)(54歳)

 織田家への援軍として、義龍と光秀を派遣した。


 ☆斎藤新九郎義龍さいとうしんくろうよしたつ(20歳)

 織田家への援軍として尾張内乱に介入する。


 ☆明智十兵衛光秀あけちじゅうべえみつひで(19歳)

 義龍と共に援軍として尾張内乱に介入。

 乱終結後、尾張との通商の役目を言い渡された。


 ☆生駒蔵人家宗いこまくろうどいえむね(47歳)

 吉乃の父

 武家にして商売も手掛ける才人。

 早くから信長の才能に気づき財力で親衛隊を支えた一人。


 ☆生駒吉乃(いこまきつの)(9歳)

 家宗の娘

 信長が生駒家へ出入りしていた頃からの中で、信長を想っていた。

 信長が転生した後がに生駒家から遠ざかってしまった為、会いたい一心で那古野にきて帰蝶に捕まった。


 ☆織田三郎信長(おださぶろうのぶなが)(肉体:13歳 魂:49+5+2歳)

 主人公

 3回目の人生を邁進中。

 尾張内乱で隠した才を発揮し、内乱終結の為に奔走する。


 ☆斎藤帰蝶(さいとうきちょう)/濃姫(のうひめ)(肉体:12歳 魂:48+5+2歳)

 主人公

 2回目の人生を邁進中

 尾張内乱で親衛隊を率いる立場になり、己の考えの元で的確な援軍を行った。

 吉乃を捕まえて、強引に信長の側室にすえた。


 ☆ファラージャ(15歳)

 主人公

 未来よりテレパシーにて信長と帰蝶を補佐する。

 未来に伝わる記録を教えるが正確性にはやや欠ける情報が多い。

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