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グロウ・アップ  作者:
8/14

8話「帰宅と猛攻」

 「千代崎さん、ちょっと、なにやってんの」


 千代崎は離れなかった。

 

 「手紙、今からでも読んでくれますか」

 「おうとも、どれどれ」


 「いやあの、できれば家の中で読んでください」

 「わーったよ。で、千代崎さんはもう帰んの?」

 「先輩と一緒のことをしてください」

 

 お泊まり会が始まってしまった。はっきり言ってめんどっちいのでやりたくないが。


 「じゃまーとりあえずピザでもとる?」

 「ダメです!ちゃんとした料理をいただかないと、体壊しますよ!」

 「まそれもそうか。じゃあ野菜炒めでもさっと作るよ」


 料理が終わったようで佳樹はキッチンから出た。言った通り野菜炒めを作ってきた。

 その料理を千代崎は口に運んだ。絶品であった。


 「美味にもほどがありますこれ!どうやって作ったんですか?」

 「え、テキトーだけど」


 そして一応風呂などの行為を連続して終え、二人はPC画面に向かっていた。

 「じゃあ勝負するんだね。PCをケーブル接続して」

 「OKです、きっちり繋がりました」


 プレイヤーセレクト画面に移る。もちろん佳樹はkillerを選択。そして千代崎は、

 「じゃあ始めましょう。よろしくお願いしますね」


 …magic battlerであった。

 その名の通り魔法を使い戦う純粋な遠隔型なのだが、ほかの遠隔に比べて攻撃力が落ち、耐久力が上がっているという近距離でも行けちゃうプレイヤーだ。


 「READY TO FIGHT」の文字とともに、遠隔と近接の戦争が始まった。

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