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夢の中でこんにちは
お姫様に一回なってみたい。なぜこんなお家に生まれてきたんだろう。お家はすっごく貧乏。あのお姫様みたいなキラキラした服もお部屋もないし優しそうなパパもママもいない。私のパパとママは怖いの。私は昔からとてもお姫様の絵本が大好きでよくみていた。
そう、ある日夢を見たんだ。
すごく長い夢。
彼女の名前は須川結賀。
25歳の女性でとてもキラキラしていた。
私の名前は須川結賀。
18歳でポニーテールとかツインテールをよくする。
自己紹介したときに驚いた。
年令は違うけど名前はまったく同じ。
結賀さんお仕事はお家でしているらしい。私はたまたまここのお屋敷の前にいて同姓同名で気に入ってもらえた。
メイドさんは私を含め20名ほど。
執事さんは25名ほど。
なんと住み込みで給料が年間で300万円という金額をもらえるという。貧乏だからこの金額に驚いた。こんな豪華なお部屋に住めて、美味しい食事もでる。
素晴らしいとおもう。栄養失調になりそうになっていた私には夢でも嬉しかった。
そのとき、意識が朦朧としてきた。
夢の中でまた眠りについた。