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アルフレッド負傷

今回は話しが少なくてすみません。


次話長くするように頑張ります。

空中警備艦〔ガルム〕〜


アルフレッドSide


ガルム級空中警備艦は小型だがかなりの高性能艦で、世界各国で使用されている、そして今僕達は海賊の警戒に当たっている、海賊ソフィアが荒らし回って被害は今月で100件の内50件はその騒ぎに便乗した海賊達だ、こんな事になると分かっていたら、あの時捕まえておけば良かった、後悔先に立たづだな。


「隊長、何か?」


「いや、アレックス何でも無いよ。」


そんな、やり取りをしていた時緊急通信が入る、どうやら、お出ましのようだ。


「総員、直ちに戦闘配置に着け。」


「さあ、歓迎のご挨拶だなっ!」


しばらくして砲撃準備完了の報告が入る、今回は逃がさない絶対に。




※※※



ソフィアSide


「リーダー、後ろに船が接近中ですぜ」


たっく、相変わらず真面目な連中だね……勤勉も程ほどにしないとね・ ボウヤ?


「まあ、派手に歓迎してやんなっ。」


「了解でさぁ、後部砲頭回せっ。」


半球式の砲が目標に狙いを定める……後は撃つだけ、しかし向こうが早く撃ってきた。


砲弾が命中し速度が落ちる。


《機関室より、報告っ、機関部損傷。》


「やってくれたねっ、お礼を贈りなっ。」


「後ろの船にぶっ放せっ。」


連続で、三発見舞う、だが回避されたが、一発が命中したしかし、臆する事無くこちらに突っ込んで来る。


「コイツ等、気は確かかっ!」


「何やってる! 白兵戦の準備急ぎなっ!!」


このボロ船もそろそろ棄て時だね?



※※※



アルフレッドSide


船体脇腹に一発、喰らったが戦闘に問題は無いそれに今がチャンスだろう、あんな暴れ虎を逃がせば、かえって危険だ。


「本艦の被害は?」


「左舷に被弾しかし損害は軽微です、装甲を少しもって、いかれた程度です。」


「海賊に追いつき次第白兵戦に突入するのは、どうかな?」


「ええっ! フェリオ隊を待たないんですか?」


それぞれ不安や又は不満げな顔をする、僕だってフェリオ隊が居ればこんな無茶はしない。


「……フェリオ隊の他はどの隊が近い?」


「は、はい、ルナ隊ともう一つは共和国軍です。」


共和国軍か、旧ヴァルゼリアの国防軍だな……よし追い込むか?


アレックスとレイドにクラウスが意見を提案してくる。


「まず、このままの距離を保ちながらアイツ等を追い込むのはどうですか?」


「しかし、こちらも、そんなに待てないぜ、アレックス。」


「私は無理矢理白兵戦は反対です、白兵戦は奴等の十八番です」


確かに、待ち伏せと白兵戦はアイツ等の十八番だ、さて……どうしたものか?


その時、オペレーターが悲鳴に近い大声で報告する。


「て、敵がこちらに発砲っ、直撃コースです!」


「総員、衝撃にそなえろ!」


凄まじい衝撃とが船体を襲う、ブリッジ内が暗くなる。


「本艦、ブリッジ周辺に被弾っ、しかし火災はありませんでした。」


ふぅ、リデェアとリーザが居なくて良かった……もしあの二人に何か有ったら、自分を絶対に許せなくなる。


「ふぅ、ヤバかったですね? 隊長。」


「そうだね、フェリオさんに殺されるかもね。」


そんなやり取りをしていたら、クラウスに『真面目にお願いします』と叱られた。


海賊達は速度を下げ始めた、どうやら向こうは決着を付けたいらしい望む所だ。


「よし、海賊船に乗り込むぞ!」


「「了解!!」」


フェリオ隊が、来るまでに終わらせられたら、それに越した事は無いな。




※※※


リデェアSide


ふぅ、参ったな……風邪を引くなんて、昨日はほとんど寝込んでいた、しかも、アルフレッド君がお見舞いに来てくれたのに、うつしたら悪いから会わなかった。


(……嫌な予感がする。)


ドアをノックする音が聞こえた。


『リデェア、入っても良いか?』


「アルト父さん! うん、入っていいよ……ゴホゴホ。」


父さんが入って来る、顔は呆れていた。


「おいおい、そんな大声で驚く事か?」


でも、何で父さんがこんな所にいるんだろ?


そんな疑問が顔に出たのだろ、笑いながら父さんが答える。


「娘のお前や、イリアが倒れたら、見舞いに必ず来るさ♪」


///。真顔で言うなーーっ、少しは笑ったり、おどけて言う台詞だよそれっ。


この人は、何時もそうだボクや母さん、フェリオ兄さんが少しでも、病気なんかになったら心配して仕事をほったらかしてやって来る。


父さんが、ボクに話し掛けようとした時、リーザが部屋に飛び込んで来る!


「「リ、リデェアっ、た、大変よっ、アルフレッド隊長が負傷したって!」」


リーザはボクの看病の為に残ってくれていた。


「ア、アルフレッド君がっ、み、皆は?」


「リデェア、落ち着くんだ、お前が慌ててもどうしょうも無い」


父さんがボクをなだめる。


「海賊船が、白兵戦を仕掛けて来て、アレックスを庇った隊長が負傷したって。」


「リーザ君、アルフレッド君の怪我は?」


「アルトさん、はい、怪我は肩を軽く切られた程度で済んだそうです。」


肩を怪我したって……ボクなんかじゃ怪我なんてしなかった癖にっ。


「う、……っ、くっう」


頭に暖かい手が被さる、アルト父さんの手だった。


「騎士に、なった娘が泣いては行けないよ? リデェア、それより海賊はソフィアだね? リーザ。」


「そう、みたいですアルトさん……。」


その時の父さんの顔は、少し恐かった。


「全く、彼女はまだ懲りて無いんですね? 僕も現場復帰は無理ですが……ある人に協力を求めますか?」


ある人って、誰だろ? なんだか物凄く嫌な予感がする。

次回頑張ります。


描写を少し変更しました。

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