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事実2

夢 の続き

長い夢から私は目覚めた、病院の天井を眺める日々が続き、不自由な日々が続いた。薬を盛られた事しか知らない。結局母の死因は分からないが一つわかったことがある。今、母が亡くなったベッドで私も寝ているということだ。病床からわかる事もあるんじゃないかと思い、ベッドを漁っているとカセットテープが見つかった。カセットテープに貼られた付箋に目をやると「愛する我が子へ、最後に動画を送ります。あなたは私が事故にあってしまったせいで精神病性障害を患っているね。この動画には紛れもない事実が記録されているけれど、信じられないかもしれない。でも事実を見ることで変わる未来は絶対にあるだろうし、視野が広くなると思う。母として最後のお願いだからわすれないでよね。それは強い人になること。身体的なことだけじゃなくて精神的に強くなってほしい。私はもう長くないのだから自立してほしいの。遥か遠くから応援しているよ。またね。」私はすべてを思い出した。あの日自転車で母とぶつかり、重症を負わせたこと。仕事が忙しくて臨終に立ち会えなかったこと。そして精神病性障害を患ったこと。そして母の死因が医療ミスだと決めつけ、病院を占拠したこと。「ああ、すべて、夢のようなものだったのか。狂っている」病院の屋上にいた。すべてを終わらせるために。また事件を起こすより、人に迷惑をかけるより、死んだほうがいい。僕は強い、もう逃げない。事実から目をそらさない。責任を取る。そして僕は・・・15階から落ち、命を絶った。よく晴れた春風を感じる日の24歳の誕生日を迎えたと同時に・・・


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