【異色トリオの休日】
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♂2︰♀0︰不問1
詐欺師 ♂ セリフ数:7
バーのマスター ♂ セリフ数:5
猫さん 不問 セリフ数:4
[あらすじ]《2分半程度》
とある地下にある不思議なバーには休日になると異色のメンバーが集まるという噂があった。今日は休日。覗いてはならないという暗黙のルールに見守られるそのバーに異色トリオが集った――。
【詐欺師】
最近不景気ですよねえ、困っちゃいますよ俺みたいな半端者は金を稼げなくて。
【バーのマスター】
好い加減足を洗ったらどうです?
【詐欺師】
いやあ、楽して金稼ぐ方法を見つけちゃあ、もう元には戻れませんよ。
【猫さん】
悪い人の云う事ってのは甘い蜜のように鬱陶しいですにゃ。
【詐欺師】
辛辣な事言いなさんな、猫さん。
あんただってこの不景気には懲り懲りでしょう?
【猫さん】
まあにゃ。
人間のお零れ貰おうにも追い返される始末だにゃ、先月は近所の野猫の一匹がとうとう街を離れたにゃ。
【バーのマスター】
猫さん達は気ままでいいですねえ。
私達人間は簡単には住処を変えられませんから。
【詐欺師】
そうそう。住処と同じで職業ってのも簡単に変えられるもんじゃねえのよ。っと、仲間から連絡だ。…………ああー…。
【猫さん】
どうしたのにゃ、変な声出して。
【詐欺師】
ターゲットが途中で詐欺だって気付いたみたいでサツに追われてるって連絡ですねえ。
他の奴より骨があると思ってたが、切るしかなさそうですな。
【バーのマスター】
相も変わらず、あっさりと縁をお切りになるのですね。
【詐欺師】
俺ら詐欺師は縁なんてもんを捨てて生きなきゃならんのですよ。『悪』の前じゃあそんなもの足枷にしかなり得ませんからねえ
【猫さん】
『警察』さんを『悪』とは、悪い人の云う事は違うにゃ。
さて、にゃあはそろそろ四足歩行に戻りますにゃ、マスター。これ今日のお代ですにゃ。
【バーのマスター】
はい、確かに。
それではまた、休日に。
詐欺師さんはまだ帰らないんですか?
【詐欺師】
まだちょいと、この不思議なバーで癒されてたいってもんですよ、マスター。
コーヒーのお代わりを。
【バーのマスター】
はい、かしこまりました。
STORY END.




