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神化の名の下に  作者: 佐藤成
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#求めるもの達

私はどうして普通の子供ではないのだろう。

どこへ行っても誰もが私に指や視線を指す。

それが悪い訳でも良い訳でもない。私はただ、普通でいたかっただけなのに。

どうして私の目は、瞳孔は、こんなに白いのだろう。


私は生まれて間もなく瞳孔がだんだん白くなっていったそうだ。

他の子は少し違うだけだと両親も思っていたのだが、私が怪我をして帰ってきて、手当てをしようとするとその傷はいつの間にか消えていたそう。

大した病気もせず、順調に育ったが・・・心はそうはいかなかった。

人との関わりを恐れ、人気の少ない場所を好む子として生きてきた。

その代わりの居場所は自然溢れた静かな場所だった。

あそこは私を癒してくれ、落ち着かせてくれる場所であった。私の勝手な思い込みだったが、それはそれで良い。

学校生活も、街の環境も慣れないまま、流されるまま過ごしていた。

高校に上がるまでは。

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