あいうえおで綴る哀しみの詩
貴方にもう届かない
一緒にいたいと願っても
浮かんでくるのは後悔ばかり
永遠を信じていたことの
大きな夢を貴方と見た
架け替えのない時間だった
きっといつになっても忘れはしない
狂ったように貴方の名前を呼ぶ
経験したこともない悲しみに
このまま押し潰されそうだったから
さっきまでの日常を失って
信じることが出来なかった
好きと一言だけでも伝えたかった
折角勇気を集めたのに
その想いは届かない
大切な大切な時間
ちゃんと守るべきだった
積み重ねた想いはどこに行くのだろう
手を差し伸べてくれた貴方
とても温かく優しい手だった
何もなかった私に温もりを教えてくれた
ニヤニヤしているだけの奴に
抜かされたりする訳ないじゃん
ねえ、そう思うでしょ?
野原に寝転び懸命に自分を励ましていた
はっきり言えばよかったのに
一人じゃ無理だ
二人じゃなきゃいけないんだって
平気な顔して「さよなら」と言った
本当は寂しくて仕方なかったのに
また貴方の隣に行きたい
見ているだけじゃ、嫌だよ
無視しないでよ、ねえ!
目を逸らしたりしないから
もう一度私にチャンスを頂戴
約束をちゃんと守らせて
夢を二人で完成させるんだ
欲張ったりしないから
楽な道に逃げてばかり
理解しようともしなかった
留守番電話
連絡は聞かれない
ロッカーに残したまま
私の思い出、全部