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崖っぷちの世界踏破 ~時を越えてでもあいつをぶっ飛ばす~  作者: Rough ranch
第一章  『テロリストの仲間入り』
1/18

プロローグ




「死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ、マジで死ぬ!!」

 アベルは、生きるためにただ逃げ続けていた。どこに居るかも分からず、食料もすでに尽きている。

 走り続けて一体どうなるかなど、考える余裕すら今の彼は持ち合わせていなかった。

 後ろからの巨大なプレッシャーに必死で逃げながらも、彼の心は次第に絶望に染まっていった。


(クソッ、クソッ、何でこんな目にあわないといけないんだ!)


 自身の迂闊(うかつ)さをこの5日間でどれだけ悔やんだだろうか。

 不幸はいつだって唐突(とうとつ)に来ると知っていたのに、準備だって充分したと思ったのに。

 そうだ、いつだって運命は彼に崖っぷちでの戦いを強いてくる。奴隷として過ごしたあの日々だって、彼女たちとのあの生活を守ろうと志して訓練したあの日々だって。今だってそうだ。

 もう()()との距離は数mしかない。


『ここは?』


 ん、何か聞こえた気がする。

 この状況ではとても場違いな声。だが、その声は幻聴と切り捨てられないほどハッキリときこえた。


『おっと、落ち着ける状況じゃなさそうだな。』


 声の主はとっさに状況を飲み込んで、アベルに問う。


『おい童、助けがひつようか?』


 驚く余裕はない。ただ一言、


「助けてくれぇぇぇぇぇぇぇー」






 これが、()()()と俺の出会いだった





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