第86羽 花火?
疲れが取れなくて何時もこんな時間になってしまいすみません。
「おまたせ致しました!!それではムーンナイト帝国の英雄イースターと、その夫コウヅキ リオのお披露目だぁ!!皆さん拍手でお出迎いしましょう!!」
(((((((((((夫?)))))))))))
拍手の手が止まる。
タイちゃんのアナウンスと共に、カーテンがゆっくりと開いて行く。
(モブ1)「なあ、イースター様のパートナーって女の子だよな?」
(モブ2)「確かそのはずだ、赤いバッグみたいな物を背負ったウサミミの獣人族だったと思う。」
国民の頭上、知らない人たちの頭上にクエスチョンマークがあるとも知らずに、僕たちはみんなの前に出された。
(モブ3)「ん?やっぱり女の子よね」
(モブ4)「そうよね」
どんどんクエスチョンマークの数が増えていく。
そんなのは気にせず、タイちゃんは司会を続ける。
「それでは英雄イースター様と、リオ様から一言挨拶を頂きましょう。それではイースター様お願いします」
イースターさんが立ち上がり、1歩前に出た。
「きゅーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
「……ありがとうございました。拍手をお願いします」
クエスチョンで埋め尽くされていた会場が、イースターさんの一声で静まり返った。その後、タイちゃんの一言で拍手が鳴る。
え?この後僕が挨拶するの?なんか凄く微妙な雰囲気な気がするんだけど、本当に僕なの?
「それではリオ様挨拶お願いします」
僕は立ち上がりガクブルしながら口を開いた。
「は、はひ……」
((((((((((噛んだ))))))))))
噛んじゃったぁーーーーーーどうしよ、どうしよ、ここは何も無かったように話すしか無い。
「皆さん僕の格好を見て、女の子だと思っているはずですが、僕はれっきとした男です!イースターさんは妻です。そしてこのイースターさんの横に居るのが、僕たち2人の娘です!」
え?まじ男なの?みたいな顔をしている人が居るが、話しを戻す。
「話しは変わりまして、本日はイースターさんの復活を祝う祭りを準備して頂き、ありがとうございました」
「ありがとうございました。それでは皆さん、花火大会をお楽しみください」
会場に居た人たちは一応拍手した。そしてカーテンが閉まる。
「お疲れ様です皆さま」
「あれで良かったのかな?」
「まあまあ、初めてのことでしたから、あれで良かったと思いますよ。それよりもこれから始まる花火大会をお楽しみください」
「う、うん」
モモちゃんのミルクを飲みながら、少し落ち着いていると、頭に警報が鳴り響き渡る。
『ランドセルが何者かに盗まれました。警備システムが発動されます』
【ドンッ!!】
僕たちがゆっくりと音のなった方に行ったら、滅んだはずの聖国の使者が僕のランドセルを持って、地に伏せていた。
皆さんもお忘れだろうが、あのランドセルは僕以外は持つことが許されていないのだ。内容は第3羽 花嫁衣装?を確認だ。
「貴方はどうしてこんなことを?」
「き、貴様……え、居なければ、俺たちが追い出されることも無かったんだ……貴様たちさえ居なければ……居なければ!!」
これは僕たちが背をわなければ行けない罪だ。その声をしっかりと胸の奥にしまった。
「もう黙っていろ」
マッスルさんが首根っこにチョップを食らわし、気を失わさせた。
「コイツを牢屋に叩き込んでおけ!!」
「「は!」」
僕は背筋に悪寒を感じた。誰かに見られているような、そんな悪寒だ。
――――――――――――――――――――――――
それから2時間後、花火大会が始まった。
「パパ綺麗!!(๑>◡<๑)」
「うん」
「パパどうしたの?どっか痛いの(๑╹ω╹๑ )」
「うん〜大丈夫!花火見よ!」
「うん!(๑>◡<๑)」
これから何が起きようとも、必ずみんなを守ってみせる。僕は再度誓った。そして花火大会、イースターさんの復活祭は無事に?終わった。
読んでいただきありがとうございます。コメントなどお待ちしております。




