第85羽 祭りも終盤じゃ?
投稿し忘れです。
カメさんが帰った後、少しボーとし、タイちゃんが言っていた噴水広場にやって来た。
なんか今日はドーム型の物をよく見るな。噴水の水が止まっていて、それを包むようにドームが出来ていた。
さて何処から入ればいいのか?
僕たちが周りを散策していると、テントの隙間からひょこっと見たことのある角が見えた。
「モモちゃん!」
「ん?あっ?!リオちゃんやっと来られましね」
テントから顔を出したと思ったら、一度中に戻りた、た、た、たと階段を降りるような音がした後、下の布の切れ目から出てきた。
「お久しぶりです」
「久しぶりぃ〜(๑>◡<๑)ミルク頂戴!!」
久しぶりだと言うのにミルクをせがむソニカ。流石にそれは失礼だと、僕は少しだけ強めに叱りつけた。
「こら!久しぶりに会ってそうそうに、ミルクをたかるんじゃない」
「ごめんなさい(>_<)」
少しだけ落ち込んだ。ソニカだったが、次の瞬間荒ぶり出す。
「いいんですよ。ソニカちゃんが1番美味しそうに、ミルク飲んでくださいますから。それに、そう言われると思ってこちらに用意してあります」
どんどんと、昔ながらののミルク配達員が持ってそうなバックから、大きな便(ソニカが持てるギリギリの大きさ)に入ったミルクが1本出てきた。それ専用のストロー付きで。
ソニカはそれを見た途端、モモちゃんのほっぺにすりすりと擦り付け。感謝の意を示す。
「モモねぇありがと!!(๑╹ω╹๑ )」
ミルクを器用に持ち、チューチューと吸い出す。流石にそのままだと歩けないようなので、イースターさんの卵袋に久しぶりにinしました。
この時イースターさんは立ち歩きになってしまうので、かなり疲れるらしいが、それを言わないのはやはりママであると、いつも感心しています。
「それではこちらで男性、女性で別れてもらいます」
言われた通り別れ、温泉にあるような暖簾をくぐって行くと、中にはマッサルさん、マッスルさんが居た。
一体何をしようと言うのか……
「もう勘弁してくれぇーーーーー」
僕の断末魔が響き渡る。僕の目はもう死んだ魚のような目をしていたに違いない。
何をされていたか、それは衣装合わせだ。それも尋常じゃない量の……
最初は僕も、クロトも男性物のタキシードやらを着せ替えされていたのだが、最後結局決まったのは真っ白でフリフリのドレスだった。丈は膝した所か、それよりも下、もはや地面を擦って歩くしかないほどに長い。
頭には金色のティアラが乗せられた。
ちなみにクロトは人の姿で、タキシードを着ています。
満足げに頷く筋肉兄弟。
僕は赤面しながら、
「僕は男だって言ってるだろ!」
と、言った。
「ん?何が不満なんだ?何時もよりふりふりで白い以外は、あまり変わって無いぞ?」
「確かにそうだけどさ、これからこの格好でみんなの前にでるんだろ?」
「そうだな!」
こいつ言い切りやがった……
仕方ないから諦めるとしよう。これを脱いでまた、着せ替えごっこは勘弁して欲しいからな。
「まぁ、まぁ、お義父さんや似合ってるから気にしない下さい」
「クロト貴様まで裏切り上がったな」
僕に仲間は居ないのだろうか、僕たちが着替え終わり着替え室が設置してあった所から、もう一段上に上がって行くと、待ち合い室があった。前の方がカーテンで塞がれていることから、ここは最上階でお披露目する場所なのだろう。
少し待っていると、イースターさんたちがやってきた。
「きゅう〜」
「イースターさん聞いてよ……」
僕は振り返って見たものは、男装したイースターさんの姿だった。ま、男装と言っても腕にタキシードの先に付いている白いあれとか、ネクタイを締めているだけなのだが、それでもイースターさんでやるなら、精一杯の男装だった。
一方ソニカは、僕よりふりふり少し控えめの若干暗めな赤いドレスを着ていた。
イースターさんが男前に王座に座るので、僕も横に座った。その横に僕たちもちょこんと座る。こう座ると、イースターさんの威圧感が凄い。
そしてついに復活祭の目玉、花火大会の幕が上がる。
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