第79羽 奴隷商の変な卵ガチャ?
この頃11時になると急に眠くなって、小説が結構ギリギリになります。
「ぐふ、ぐふふふ」
「そ、その笑い方は?!」
「はいぃ〜お久しぶりで御座います。司徒様の忠実なる奴隷商人で御座います」
そうあの変なタキシードに、長めのヒゲを生やした奴隷商人である。
「誰が忠実なる奴隷商人だって?」
「ぐふふ、わたくしめもあの後、クロト殿のおかげで、かなり儲けさせてもらえましたから。司徒様が奴隷をご所望であれば!!すぐ様良い値でお売り致しますよ」
だから忠実なる奴隷商人か……確かにこの何年かで、魔物のテイマーや、獣人族をパートナーにする人たちが増えた気がする。
「それでその忠実なる奴隷商人さんよ、何か面白いしなでも入ったのか?」
「ぐふふふふふふ、良いものが御座いますよ!こちらに!!」
手を2回叩くと、横のドアが開きムキムキのおっさんたちが、えっさほいさっと少し大きい何かの卵を持ってきた。
「これは?」
「魔物の卵で御座います。こちらは1回金貨50枚で御座いますが、司徒様特別代金で金貨40枚までまけますよ」
安くなったのは分かるが、そんなにあの卵に価値があるとは考えられない。一体何の卵なのだろうか?
「これにはですねぇ〜大当たりが1つ、大当たりが2つ、中当たりが5つありましてねぇ〜他はハズレでは御座いますが、それでも生体まで育てれば、金貨60枚は行きます。はいぃい〜どうですかあ1つ?」
どうやら異世界バージョンのガチャガチャらしい。
「どうしようかなぁ〜」
僕は財布の中身を確認しながら悩んでいると、クロトとが帰って来た。
「おぉ〜これは、これは、クロト殿。お久しぶりで御座いますなぁ」
「ん?あ、おじさんか。??それはなんですか?」
クロトが奴隷商人の部下が手に持っている、箱に興味を示した。
奴隷商人が、僕にしたのと同じ説明をクロトにする。クロトはマイ財布を取り出した。そして金貨40枚を取り出して奴隷商人に渡す。
クロトはガチャガチャが大好きです。
「ぐふふ、クロト殿が飼われるとは思っていませんでしたが、それではこの50個の卵の中からお好きな卵をお取り下さい」
卵には印など全くない、柄もない真っ白な卵、大きさも形も全部一緒で、見分けがつかない。
「これに決めた!」
どれも見分けがつかないので、クロトは噛んで選んだ。
「ぐふふふ、ではこちらに入れて持ち歩いて下さい。大体3日程で羽化しますので」
「うんわかった」
クロトは上機嫌で椅子に座り、卵を抱いてゆっくりしていた。
「そういえばクロトの奴隷契約を解除して、クロトを奴隷じゃなく仲間として、家族として身内にしたいのだけど、そんなこと出来る?」
「ぐふふ、そう言われると思ってしっかりと、解呪の血液をおもちしておりますよ。こちらは日頃お世話になっております、司徒様に特別にプレゼントさせて頂きます。ご利用方法はこちらの用紙に書いてありますのでお使い下さいませ。それではわたくしめは、この辺りで失礼させて頂きます」
「うん、また今度お礼に行くから」
「はい、お待ちしております。」
奴隷商人は仲間の2人と一緒に一礼した後、大広間から出て行った。
繁盛してると言っていたし、何かしらやることが盛りだくさんなのだろう。
それと入れ違うように、口から煙を吐く聖女さんが、孤児院の子供たちとソニカたちの首を掴み持ち帰って来た。
ソニカたちは子猫のように大人しくなっていた。
その後会場の端っこの方で、正座させられ聖女さんに叱られるのであった。
それから数時間の間前夜祭は続き、終了の時間がやって来た。
タイちゃんがマイクを持った。
「それでは本日の主役2人に挨拶をしてもらい終わりとさせていただきます」
マイクが渡された。少しは文章を考えていたのに頭から飛んでしまったので、もう諦めて今思ってる気持ちを伝えよう。
「今夜は僕たち夫婦のために復活祭の前夜祭を開催して頂き有難う御座います。様々な人たちのおかげで妻は、目覚めることが出来ました。どれだけ感謝しても感謝しきれません。本当にありがとうございました!!」
僕が立ち上がり頭を下げた。イースターさんも頑張って二本足で立ち上がり、頭を下げるのであった。
みんなの拍手と共に、復活前夜祭は終了した。その後王様たちは2次会を開始したが、僕たち家族は普通に我が家に帰り、みんな仲良く眠りについた。
そして明日は、遂にイースターさんの復活祭本番だ!!
読んでいただきありがとうございます。コメントや誤字脱字の報告など、沢山お待ちしております?




