表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
77/166

第77羽 前夜祭?

少しずつを目標に頑張ってます

 僕たちはタキシードや、ドレスに身を包んで、夜7時に王城の門まで来た。

 ここまで来る間、誰とも会わなかったので、少し不審に思っていたが、門番さんに招待状を見せた。


「ようこそ英雄様。皆さんはもう起こしになっておりますので、このまま真っ直ぐ行って下さいませ」


 どうやら僕たちが最後だったらしい。


 奥の方に歩いて行き扉を1つ潜ると、メイドさんがもう1つの扉を開けてくれた。


【パンッパンッ?!】と、音と共にドラムロールが鳴りだし、音楽が鳴り始めた。

 僕たちがぽかーんとしていると、後ろから押された。


「?」


「きゅ?」


「早く、早く、2人は主役なんだから」


「そうだよパパ、ママ」


 ソニカとクロトが僕たちを押していた。イースターさんと目を合わせた後、背筋をピシッとしてレッドカーペットを歩く。


 久しぶりに会うリュウネさんや、ヤッキーさん。それに、奴隷商のおっちゃんまで居た。

 少しリュウネさんたちは不服そうだったが、しっかりと拍手をしていた。

 多分自分の国でお祝いがしたかったのだろう。


 僕たちが用意されていた椅子に座ると、タイちゃんが歩いて来て、横に用意されていたマイクを掴んだ。


「テステス、マイクのテストです。大丈夫そうですね、それではお父様前夜祭開始の挨拶をお願い致します」


 タイちゃんが一礼した後、つかつかと歩いて来たマッサルさんがマイクの前に立ち、深く息を吸った。


「それでは我々の英雄、イースター様の復活前夜祭を開始する!!かんぱ〜い!!」


「「「「「「「「かんぱ〜い!!」」」」」」」」


 みんなが声を揃えて言うと、グラスの当たる音色と共に復活前夜祭が開始された。


「では、私は料理を摘んできますわ」


 ダ女神と入れ違いで、まず最初に来たのは孤児院の子供たちと、聖女さんだ。


「レッドくんたちも来たんだね」


「おうよ!」


「おうよ!じゃないでしょ、はいって言いなさいって言ったでしょ」


 スィーちゃんがペシペシと、レッドくんを叩く。


「痛い、痛いって!」


「スィーちゃん、それくらいにしないと……」


「何よ」


「レッドくんがもっとバカになっちゃうでしょ」


 痛いとこを確実に突くミクちゃんに対して。


「そうそうバカになるって、今もっとって言ったよね?!ねぇ?」


 ノリ突っ込みをこなすレッドくん。


「それもそうね。ミクちゃんに免じて今日はこれくらいにしてあげる」


「もう叩くのはやめろよ」


「あんたがバカじゃなかったら、あたしだって叩かないわよ!!」


「もう!辞めなさい3人とも!本当にごめんなさい、それじゃあ私たちはご飯を食べてきますので、ごゆっくりして下さい」


 聖女さんも強くなったなと思った。あのときは聖女さん気を失いかけたけど、その日の夢でダ女神が降臨してからというもの、聖女さんは新たな宗教を作ると意気込んでるからね。


 僕たちがバイキングコーナーでカロリーとか栄養とか、全く気にしないで食べていると、白獣のウッキーさん、ウリくん、リュウネ、シロンも集まってきた。


「久しぶり!」


「ウッホ」


「久しぶりやね」


「フゴ!」


「ニャ〜」


「きゅい!」


 イースターさんの顔にトマトソースが付けていたので、綺麗に拭いてあげる。


「ほらイースターさん慌てないの」


鼻をツンとタッチしようとしたら、あむっとされた。


「きゅい♡」


「相変わらずラブラブやね」


 リュウネが茶化しを入れてきた。


「いいでしょう〜?あれそういえば、白虎さんとレオンさんが居ないみたいだけど?」


「レオンちゃんたちね、何処に居るか分からないのよぉん〜」


「あたいも結構探したんたやけどね」


「まぁ〜どっかのダンジョンにでも潜ってんじゃないのかにゃ?」


 まぁ居ないならいいんだけど、あの時のお礼をまだ言っていなかったのが、少しだけ気がかりではあった。

読んで頂きありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ