表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
71/166

第71羽 大罪と美徳?

ダンベル見てたら投稿遅れました

「クロちゃん、クロちゃん、何かいるね?」


「うんじゃなくて、クイーンよこの子は?」


 黒兎は新たな仲間になったゴブリンクイーンに、そこに眠っている褐色ロリっ子について聞いた。


さなことほ(その方は) イワセィワタ(エンシェント) ガブレワそも(ゴブリン様) ぢがぞえもす(で御座います)


 エンシェントゴブリン?それは神話のみに存在する化け物の中の化け物。第3の魔王軍の幹部の1人と言われていたが、英雄と言われていた冒険者に討伐されたとか、されていないとか、かなり曖昧で存在すら怪しい魔物である。


 父はオーガ、母はゴブリン、祖母はオークかなりの種類の魔物の血が流れている。そのおかげで手に入れた大罪スキル暴食を持っていると、文書では記載されていたが、それが真実かどうか分からない。


 七つの大罪スキル:それは、傲慢(ごうまん)嫉妬(しっと)憤怒(ふんぬ)怠惰(たいだ)強欲(ごうよく)暴食(ぼうしょく)色欲(しきよく)の七つのスキル。魔物だけが持つことを許された罪。限界を超えてしまった魔物だけが、得とく出来る人知を超えた力。


 それと真逆の力がこの世には存在する。それが七つの美徳スキル:それは、正義(ミカエル)勇気(ウリエル)知識(ラファエル)慎重(ハニエル)忠実(ザドキエル)純潔(メタトロン)(ガブリエル)の七つのスキル。このスキルは12の司徒の中の上位7人がこのスキルを持っていた。第2の勇者、そして魔王の作りし聖剣であるジャンヌさんも、このうちの1つであるの(ガブリエル)スキルを持っていた。


 その効果しか今は知ることは出来ないが、そのスキルの詳細のみ話しておこう。


 七つの美徳スキル(ガブリエル)とは、全ての人や物、はたまた魔物すらも愛すことで、仲良くなった人たちの能力全てを人生で一度のみ発動出来る。

 その代償として、誰かを嫌ってしまうと体に激痛が走り失禁する。


 七つの大罪にも代償があるらしいが、それは全て闇の中だ。


 そんな解説をしていると、どうやら褐色ロリの女の子が目を覚ましたようだ。


「んあぁ」


 長い月のような金色の髪の間から見える、真っ白な右角と幼げな顔には似合わない薄赤な瞳。


 わたしたちは魅了されていた。


「んな?この懐かしいような香りはなんでしょうか?この暖かいひまわりのような香り、思い出しましたわ」


 細目がゆっくりと開いていく中、薄赤だった瞳の色が真っ赤へと変わり、牙がむき出しになって行く。


 背筋が凍るような波動、わたしたちは息することすら忘れてしまう。


「あら、あらららら、わたくしったら、懐かしさについつい暴食の派生スキル、空間支配を使ってしまったわ」


 暴食スキル空間支配とは、周りの時すらも喰ってしまうスキル。これをやられてしまうと、呼吸困難に陥る。


 そう言いながらパンッと手を叩くと、体に掛かっていた重荷のような物が取れた。

 黒兎たちは深く息を吸った。


「死ぬかと思ったでしょうが!o(`ω´ )o」


「ソニちゃん……」


 流石というべきか、それとも無鉄砲と捉えるべきか、ソニカはエンシェントゴブリンにぷんぷんとしながら、足をバタバタとさせていた。


「あらららwその怒り方、やっぱり彼の方の娘さんなんでしょうか?」


「彼の方って言うのは、大きな白兎のこと?」


 黒兎が考えた彼の方とは、イースターさんのことだ。


「そうそうその白兎と、七つ美徳正義(ミカエル)のあの男の娘さんなんでしょ?」


 やっぱり義理母(お母さん)と……七つの美徳正義(ミカエル)の男?いったい誰だその男は?義理母の夫は、お義父さんのはずなんだけどな。


「違うよパパはそんなスキル持ってないよ!」


「あら、あららららららら??んぅん〜?」


 どうやら分かっていないようだ。


「もしかして義理母の元パートナーの男の人のこでしょうか?」


「元ってことは、もしかして彼の方は、もしかしなくても死んでしまわれたんですね」


 この人はどうやらイースターさんが閉してしまった、記憶の中にのみ存在する男。その男の人がどんな人なのかを知る事が出来るかもしれない。


 そう僕は思った。

読んで頂きありがとうございます。良ければブクマ登録などなどして頂けると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ