第70羽 ゴブリン退治?
どうにか間に合いました。
ソニカがぴょんぴょんとジャンプしている。
クロトは思った。こりゃあ嵐が来ると……
「ソニちゃん待っ」
「3.2.1ゴー!(๑>◡<๑)」
「一うギャバ?!」
ソニカはクロトの制止も全く聞かず、ゴブリンの群へと飛び込んでいった。あの感じは、部分的にマイナスを使って体を軽くしたうえで、蹴る直前に体重を戻しているのだろう。
「さて、ソニちゃんが先走ってしまったけど、スラさんどうします?」
「ぽよんぽよん!」
スライム1号は人の話が分かるスライムであり、誰の影響かとは言わないが好戦的なスライムでもある。他のスライムたちは、非戦闘員なので基本ソニカの遊び相手か、雑用係として活躍している。
「そっかそっか、ならスラさんは雑魚を蹴散らしてもらえるかな?わたしは1番厄介であろうゴブリンメイジを倒して来るから」
「しゅしゅ!!」
スライム1号は飛び出た突起の部分から、強酸を出しながら、飛び込んで来るゴブリンの頭に強酸を笑顔でかけていった。
ゴブリンの音にならない悲鳴が聞こえてくるよ……
グロテスク過ぎて放送禁止もしくは、モザイクをかけないとダメな感じのやーつぅーみたいになっておりますがそれはさておき。
「それじゃあこれ以上見てたら吐きそうだし、メイジを倒してしまおう」
「ぎゃあほまはあのまねら!!」
「ふっ黒霧……」
背後に迫っていた1匹のゴブリンが襲いかかってくるが、その攻撃は空を切った。ゴブリンは辺りを見渡して、首を傾げていた。
クロトは雑魚をほっといて、真っ直ぐゴブリンメイジを殺しに行く。
「かにはこゆまあなやたなやま」
何かソニちゃんの方に杖を向けていたので、窒息死させた。ゴブリンキングの横に居たゴブリンメイジが死んだ事に、驚いたゴブリンキングは立ち上がり周りを見渡すが、誰も居ないので驚きつつもしっかりとゴブリンクイーンの口を塞ぐように指示する。
(こいつ結構頭切れるな。是非とも仲間に入れたいものだ)
「ねぇ?」
「あはまやはこ?」
全く言葉が通じないので、ジェスチャーで意思疎通を図っていると、システムの音声(ダ女神のお告げ)が流れてきた。
『スキル解放条件が達成しました。解放条件レベル200以上、意思ある魔物との会話をしようとするが達成されましたで、新たなスキル魔物言語翻訳を獲得しました。』
「お前たち強すぎる、どうかこの辺で助けて下さい」
先程まで全く言葉の通じなかったゴブリンキングの言葉が突如として分かった。
「言葉わかる?」
「おら、わかります」
ゴブリンが攻撃をやめたので、ソニちゃんたちも攻撃を一旦やめた。
「助けて欲しいの?」
「はい」
「それじゃあ1つ質問だよ」
「はい」
「この中で他の種族をレ○プしたことのあるゴブリンっている?」
急に静まり帰ったゴブリンたち。
そこにクロトはもう1つ違う質問をした。
「この中でレ○プをした事がないゴブリンは?」
ゴブリンキングと後、若いゴブリンたちそしてゴブリンクイーンを含めたメスゴブリンたちが手を挙げた。
その瞬間手を挙げなかったゴブリンたちの頭が飛んだ。
クロトはゴブリンキングを問い詰める。
「ゴブリンキングさんはした事あるよね?」
ゴブリンキングは口を開かなかったが、真っ直ぐ瞳を見ていると目が泳いだ。その瞬間、ゴブリンキングは絶命した。
やっぱ一度でも人の体という物を覚えてしまったゴブリンは、また同じことをしてしまうから殺さないとね。
「それじゃあ次はゴブリンクイーンさんだね」
「はひ」
ソニちゃんたちと共に、ゴブリンたちに質問していき、答えられなかったゴブリンと目が泳いだゴブリンを1人1人殺して行った。逃げていこうとしたゴブリンも殺した。
そして残ったのはゴブリンクイーンが1人と、メスゴブリン10人、オスゴブリン2人だった。
「それじゃあこの中でもし、人を殺したり犯したらああなるからね?わかった?」
クロトが指差した方の地獄のような緑の血海を見て、ゴブリンたちは絶句した。そして頷いた。
その後はその場所の清掃をスラさんにしてもらい、綺麗になった後に、ゴブリンクイーンの先導でダンジョンの中にあるゴブリンの巣に向かうと、数人の壊れた女性と男性。
「彼女たちはもうダメだろう」
ソニちゃんの視界を塞ぎながら先に進んで行くと、そこには気絶した褐色少女が居た。
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