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第45羽 南の人たち?

雨がずっと降ってて大変です。

 あれから1ヶ月、毎日、腹筋100回、背筋100回、スクワット100回を続けた僕のお腹やにの腕は、いい感じに引き締まり綺麗になった。

 生活魔法もどうにか21まで上げることに成功しました。これで少しは、家族を守る事ができるだろう。


 1ヶ月かけて南の国 サウスミッドにやってきたのだが、そこは戦争状態だった。まぁ、戦争と言っても、地球での全世界を巻き込んだあの戦争、第1次世界大戦ほどの戦争ではない。


 ただの王家争いである。

 どうやらこの国では、王家の中で兄であるヤッシー・サウスミッドか、弟であるカリス・サウスミッド、どちらに王の亡き後を継いでもらうのかで内戦が起こっているようだ。


 そして王位継承権第1位であるヤッシーさんが、何故か僕の隣にいるんだよな。


 時間は遡り数時間前、僕たちは森林を抜けて浜辺に出た。


「うわぁあ~なにあれ!!でっかいみずたまり!!」


 でっかい湖?ああ、海のことか。


「あれは海やんね」


「うみぃい??このまえはみずうみい?と、ちがうのぉ~?」


 まあ子供からしてみれば、海も湖も変わらないよな。


「うんあ!海も湖も大きな水だまりには違いねぇ!!」


 そうそうって誰このチャラそうなオッサン!!

 そこにはアロハシャツを着て釣り竿を背負った、茶髪のおじさんがそこには居た。


「きゅう?」


「おまえ誰?」


 黒兎がオッサンに尋ねるが、オッサンは「今日はいい天気だ!!」と言いながら、釣り竿を構えルアーを飛ばした。


 黒兎の目じりが吊り上がり、ぴくぴくとしていた。

 そういえば黒兎って、人の話しをちゃんと聞かない人が、大嫌いだったな。


 黒兎が拳を構えながら、じわじわとおっさんに近づく。

 僕は全く止める気はない。みんなも同じ考えのようだ。


「あぁあーーーーーーーー!!!!!」

「ウッホウッホホーーーーーー!!!!!」


 男の雄たけびと、何か聞いたことのある獣の雄たけびが聞こえた。

 雄たけびの方向を見ると、上空から蔦が生えていた。そしてその蔦にぶら下がる男は上裸で、草を腰に巻いただけというシンプルな恰好をしていた。

 そして大きなゴリラは、真っ赤な口紅を塗り、草で作られたブラを身にまとっていた。


「あはははははは、やっぱ何度見てもあのこ面白いWWWW」


「きゅう?!」


「あんら兎ちゃんじゃない?、あらそっちのドラゴンはもしかしてリュウネちゃん?」


「やっぱりゴリちゃんやんね」


 2人の知り合いってことは、あのゴリラも12匹の1ッ匹ってことだよね。こんどはゴリラか、なんか白いゴリラって笑えるよね。

 てかさっきから、僕の後ろのダ女神が笑い転げてるのうざいんだけど。

 ねぇ、創造新様も思うよね。あのゴリラさんに失礼だって、さあいつものあれおなしゃす!!


「ぎゃふん?!うぅ~痛いのですぅ~ぎゃふん?!なんで今日は、1つ多いのですか!!」


 はぁ~本当にこのダ女神は、ダメダメなんだから。


「おう!ターザン!元気してたか義兄弟!」


「ハハハハ!元気だ!友よ!それじゃあ行こうか!」


「おうよ!あの子分たちを止めにな!」


 目的地は一緒ということで、このオッサンたちについて行った。以外にヤッキーさんより、ターザンさんの方が話しが通じるようで、ヤッキーさんのことも、現在のこの国の状況を知ることが出来たのだ。


 そして冒頭に戻る。ヤッキーさんのおかげで、入国税も掛からなかったし、この国の人はターザンさんと、ウーランさんのことを知っているから、イースターさんが怖がられることも無くて拍子抜けだ……?それにしても、魔物を連れている人たちが多い気がする。

読んでいただきありがとうございます。感想お待ちしております!宜しければブクマもお願いしゃす!誤字脱字など見つけましたら、よろしくお願いします。

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