第41羽 ダ女神降臨?
明日も投稿予定です。
あのスキル 最弱の呪いを背負っている僕の怒りは、頂点に達していた。
「怒りの鉄槌!」
「うぎゃあ!……なんで女神である私に、香月さんの攻撃が通って?……まさか?!」
ダ女神は混乱していた。
そのタイミングにもう一度、創造神からの通信が入る。
『あ、そうそう。ダ女神、俺からの選別だ。もう分かっていると思うが、香月莉緒の攻撃はお前に通じるからな。それじゃあ、楽しい下界ライフを』
「何ですとぉーーー」
アホ毛を倒して僕の頭上で膝をつくダ女神こと、アナウンスさん。
ほうほうそれじゃあ、僕のこの貧弱な攻撃でも効くってことだよね。
「何よ、これまで私が貴方をどれだけ助けたと?」
「それで?」
冷たい眼差しかつ、あのダ女神が何故か僕より上の所で踏ん反り返ってるから、上目遣いでダ女神を睨み付け、ジャンプしダ女神の首元に抱きつき、背後に周る。
「何をする気なのよ?」
「僕ってSじゃ無いんだけどさ、貴女ってMだったりするのかな?」
「え?」
じわじわと首を絞め上げる、少しずつ力を強くして行く。ダ女神は足をバタバタとさせ、僕の腕を引っ掻き抵抗するが、どうやらあの創造神はダ女神が僕に対して、危害を加えることが出来無いようにしているようだ。
まぁ僕も、神殺しになる気は全く無いので、半殺し程度の首絞めで辞めておいた。
「ケホケホ……何するんですか」
ダ女神が地に伏せる。
「それじゃあ、アナウンスさん。何時ものように、僕に教えてくれるかな?」
「はひ……」
ダ女神の顎を持ち上げそう告げた。
ダ女神は一度大きなため息をした後、立ち上がって説明してくれた。
「まずその最弱の呪いは、イースターさんたちの時の魔王、その魔王を私たちは呪詛の魔王と呼んでいます。」
呪詛の魔王か……
「まずは魔王についてお話ししましょう。1代目魔王は哀しみの魔王、2代目魔王が先導の魔王、そして先程も申し上げた3代目魔王が呪詛の魔王です。
そして魔王とは、世界の癌です。最恐にして最悪、どれだけ私たち神が観測していても、突如として産まれる。
私したち神はそれに対し、勇者をそのたびに作ってきた。もしくは、別の世界から連れてきました」
「それで魔王についてはわかった。僕のこの呪い、最弱の呪いは解けないのか?」
「それは不可能です。なので私たち神は、貴女にだけ、強力な装備、そしてスキルを授けました。ですが香月さんはまだ、スキルがまだ開花していないようですね」
スキルが開花していないだと?生活魔法のことか?僕の生活魔法は、レベル10これ以上上がらないはずだ。まさかまだスキルには、隠された機能が残っているのか?
「開花……聞いても無駄か」
僕げ開花って言った瞬間に、ダ女神の口にチャックされてるから。多分あの創造神とやらの仕業だろう。
「もう聞かないから、ダ女神の口のチャックを開いたら?」
「はぁ、死ぬかと思った」
大きく深呼吸をするダ女神。
ダ女神と話していると、いい匂いが漂ってくる。
テントの方を確認すると、ソニカたちも海から上がって、バーベキューをしていたのだ。
「なんていい匂いなのでしょう!」
ダ女神は目を輝かせながら、鼻をくんくんさせている。
僕のお腹もくぅ〜となかなかに、可愛らしい音が鳴ったので、急いでみんなの元へ向かう。
そしてみんなと一緒にバーベキューを楽しんでいる。
「んん〜美味しい!」
「ダ女神も食べれるんだな」
「はい、食べれるみたいです」
ダ女神と会話をしていると、リュウネが妙なことを尋ねてきた。
「ねぇ、さっきから誰と話してるやんね?」
「きゅう?」
「?」
「パァーなにかいるの?」
「もしかして幽霊?」
黒兎が少し怯える。
もしかしてみんなには、ダ女神の姿が見えていないのか?
横で目を輝かせながら、串に被りついているダ女神に視線を送る。
「あ、はい。私は一般人には視認出来ませんから。そう設定を変更しれば可能ですが。しませんよね」
あぁ、めんどくさいからね。
僕は適当に誤魔化しその場をどうにかした。
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