第39話 聖国の刺客?
今日はいつもより少し早い投稿になりました。
「誰?メルルの知り合い?」
メルルは首を横に振った。
ついでに羊女も首を振った。
「おいそこの悪魔!そこに居る龍国の姫をこちらに渡してもらおうか。」
ん?龍国の姫?あ、リュウネのことか、そんなことを言われてもなぁ。リュウネは一応、僕の奴隷だし、そして仲間だし、てか、食事中にいきなり入って来て、渡してもらおうかとかさ、言われたって誰が渡すもんか。
つか、無視してご飯、ご飯。
まぁ、(強そうな男だけ)一応鑑定をしておく。
ネーム セリュウス・ハンドレット 性別 男
レベル 37
種族 人類種
称号 聖国11騎士団団長
HP 266/266
MP 640/640
攻撃力 1,216
防御力 1,634+5,000
素早さ1,368
スキル 衣魔法 レベル7
使える属性の衣を纏うことのできるスキル。その属性の反対属性の攻撃が半減する
※炎→風→土→水→炎→etc 光⇄闇となっています。
スキル 近距離魔法強化 レベル6
その名の通り、近距離魔法の攻撃能力が少し上がる。
装備『聖国聖騎士団長の魔法鎧』防御力+5,000
聖国の団長のみが着ることを許された鎧。魔法効果で自動回復、即死回避がついている。
男の方を見て鼻で笑ってあげた。
「おい!」
男の額に血管が浮き出る。どうやら男は、キレやすいタイプのようだ。
「パァー!おかわり!!」
こんな状況で、無邪気にご飯の追加を要求する娘。
流石、僕とイースターさんの子供である。
僕は微笑みながら、スライム2号(浮遊スライム)に追加のオークの腸詰を運ばせる。
「わぁーい!ありがとうスライム2ごうちゃん!」
ふるふると体を横に揺らすスライム。
どうやら褒めてくれて嬉しかったようだ。
次の瞬間だった、空中を浮遊していたスライム2号が、爆発した。ソニカの目の前で、ゆらゆらと浮遊していたスライムがだ。
ソニカは静かにフォークをテーブルに置いた。
「俺のことを無視するから悪いんだ。これに懲りた、ぐはぁ!?」
「え?団長?」
男が玄関の外に吹っ飛ばされていく。
男は今何があったのか分からないだろう。
「よくもスライム2ごうちゃんを!!」
「ぐはぁ?!」
団長の横に立っていた男2人も、外に吹っ飛んでいった。
男2人は、多分肋が何本か折れているであろう。ご愁傷様。
そう、最初に団長を吹っ飛ばしたのはソニカである。
ソニカがやったのは多分こうだろう。
先ず自分の体(足以外)をマイナスで軽くし、ソニカの後ろにあった壁を蹴り、ピンボールの要領であの男が立っていた前の壁で方向を変え、そして男と激怒する瞬間にマイナスを解いたのだ。これにより、極限まで加速したソニカの頭突きにより、男は外に吹っ飛んでいったのだ。
男は多分生きているであろう。防御力も思いのほか高かったし、自己再生なんて効果も鎧にあったから。
窓から見える男は完全に伸び上がっていた。なので、僕たちは早速さと、荷造りをしてメルルの家を出ていく。
これ以上2人に迷惑を掛けられないしね。
「メルル、もしあの男が起きて問い詰めて来たら、こう言って、僕たちに脅されて泊めていたんです。なので、関係ありませんと。わかった?」
「わかったけど、それでいいの?」
「うん。メルルたちが被害にこれ以上合わなければ、それでいいの。」
「うん、わかった。でも今度また来てね。待ってるから。」
「うん、また来る。それじゃあ羊女、メルルに変なこと教えないんだよ。」
「メェ〜」
「返事ははいだよ。」
頰を掴む。
「はひ。」
本当に大丈夫だろうか?まぁ、でも羊女も根っこは優しい子だろうから、大丈夫だろう。
「それじゃあ、また。」
「はい。またいつか。」
「きゅーうー」
「またねぇ〜ごはん、んま、んまぁだったよ!」
「またやんね。」
「お世話になりました。」
僕たちは村を後にした。てか、僕はメルルのお母さんか!!なんだろうなぁ〜ソニカが産まれてから、なんか少し心配性になったんだよな。なんでだろう?まいっか、あの男が目を覚ます前に、どんどん先に進んじゃいましょう!
「イースターさん!フルスピード!」
「きゅ!」
村から少し離れた所で、僕たちは加速するのであった。
読んでいただきありがとうございます。感想お待ちしております。明日は投稿をお休みさせていただきます。誤字脱字などありましたら、報告お願いします。




