第38羽 嘘つきゴシックちゃん?
明日も投稿するので、良かったらブクマして下さい。
後、投稿する曜日を決めました。
土、日、火、木、後祝日です。
誰この子!?
羊?の亞人?でも角も無いし、なんかこの頭の白い髪の毛、なんか鬘みたいじゃない?
「そんなに見つメェ〜られますと、赤ちゃん出来ちゃうメェ〜」
「?」
なんかどっかで聞いたような……
「お前かぁーーーー!」
「メェ〜?!」
僕はその羊女の背後に回り、アフロを鷲掴む。
そして引っ張った。
【ポンッ!】
白いアフロの鬘を取ると、長い黒髮が広がった。
するとその羊女は、胸元のポケットからサングラスを取り出し掛けた。
「てめぇ!何取ってんだよ!」
そしてブチ切れた。
僕からさっきの鬘を取り返し、かぶる。
すると、またにへらぁ〜と、柔らかい表情になりぼーとし始めた。
「えい!」
もう一度隙を見て、鬘を奪った。
「うぎゃあーー!!また取ったなぁ〜メェ〜」
キレたところで、直ぐに鬘を戻す。
そしてまた取る。
「取ったなぁ!メェ〜」
これを何度も繰り返す。息が切れるまで繰り返す。
すると……
「えい!」
「取ったメェ〜なぁ!」
「混ざってる、混ざってる」
「メェー!このお!!」
「リオちゃんと、ゴシックちゃん何してるの?」
そんなことをしていると、顔を洗ったイースターさんたちと、配達から戻ったメルルが、呆れ顔で立っていた。
「やぁ〜メェ〜ルル〜、こいつと居ると、孕まされるわよ。その兎みたいに」
「んなぁ?!」
「きゅ?!」
そこ頰を赤らめさせない!
変な誤解が生まれるでしょ!
「え?!本当なの?」
ほらやっぱりメルルちゃん信じちゃったよぉ〜
僕はそのあと、イースターさんたちがご飯を食べてる横で、羊女とメルルに説教をした。小一時間ほど……
僕の前で泣く女の子たち。
メルルは本当に泣いているのだろう。だがしかし、羊女は違うと僕は思うんだ。
「羊女、僕の目を見なさい」
「ん?」
僕と羊女の視線が交差する。
そして僕は次のある質問を彼女にするのだ。
「本当に心から思っていますか?」
「はい」
……はいと言った彼女の瞳を見つめ続けると、瞳が左右に少し動いた。
「本当は?」
僕は狐のように目を細めて凝視する。羊女の額から、汗がつーと流れる。そして僕はもう一度「本当に」と尋ねると、また目を逸らしたので、僕は拳と拳を彼女の耳の上あたりにセットした。
「え?これは何?」
「嘘をつく子には、躾が必要なんだよ♡」
「?…」
「おら、おら、おら、おらあ………!!」
「イヤァーーーーーーー!!!!!」
クレヨン○んちゃんのあのお母さん並みの、頭ぐりぐり攻撃が羊女に炸裂した。
羊女の叫びいや、絶叫が響き渡るのであった。
「うぅ〜〜何するのよ!!頭が割れそうに痛いんじゃあ〜」
かなり情緒不安定な羊女である。
だが僕は謝ったりはしない。何故なら、僕は悪く無いからである。そう羊女の自業自得なのだ。
僕は羊女をほっといて、みんなと一緒にご飯を食べる。
ご飯を食べながら、いつこの村を発つか考えていた。そんな時だった、突如としてメルル工房のドアが開き、白装束で首には十字架の刺青を貼った男たちが入ってきたのだ。
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