後編 ボス戦
「てゆーか・・・中・・暗いねー・・・」私は気味が悪い、というように言っ た。
「・・・・あれ?ジャックって暗いのだめじゃなかったっけ?」
私はジャックに聞いた。
「いや・・・べつに・・・・・・・そうだったらわるいky・・・」
最期のほうはよく聞こえなかったけど恥ずかしかったのだろう、
と思った。
「お~れ~が~あ~・・い~て~だ~・・・」後ろから声がした。
「?!」みんなで一斉に構える中、ジャックは一人で前に走っていた。
「っておい!どこ行くんだよ!」ニックは呆れながら叫んだ。
「あんもう!こいつの事はほっといてジャックを追いかけるよ!」
アロマも叫んだ。
「!ここは・・・。」
「うっわ~ぉ。広~い!」アロマが言った。
「・・・前。」
「え?・・・・この怪物が・・・ボスだね。」
「なんか結構早かったな、なにもいなかった。」ジャックが言った。
「いやいや、いっぱい居たよ?誰かさんは走っていくのに必死で
気づかなかっただけじゃない?」私は言った。
「うるさい。でもまあ、こいつを倒せばすべては終わる。
頑張ろう。」
「うん・・・・」
私とジャックは構えた。なのに、アロマとニックは突っ立っている。
「アロマ?ニック?戦わないの?何か案があるの?」
「・・・・・」彼らは怪物に代わっていった・・・・。
「え・・・?」
「ぎゅるるるるるっるう」ボスが叫んだ。
「!!」私とジャックは目で合図した。
「こんにちは~。よくここまでこれたね~。」ボスがしゃべった。
「あいつ・・・しゃべれたんだ。」ジャックが言った。
「そこじゃないと思うけど・・・。」
「なにやってんの~?友情ごっこ~??」
ㇷ゚ツン・・・。「・・・・・私たちの絆を・・・甘く見ないでくれる?」
「はぁぁぁぁぁぁ!」私は剣を無我夢中に使った。
「!危ない!」ジャックが割り込んできた。
「え?」
「ぐっ!」ジャックは私の後ろに飛んで行った。
「ジャック!」
「僕は大丈夫だから・・・怪物を倒せ・・・ずっと・・・だっty・・」
「・・・・・」
「おやおや~お友達は、死んじゃったね~馬鹿なやつめ~。」
「・・・・・・ゆるさ・・・許さない」
「私は今から、あんたを殺す。いいや、あんたじゃないな。
怪物を・・・一人残らず殺す。」
「・・・一人残らず殺したら~友達も殺すってことだよ~?
それでもいいの~?」
「・・・っ・・・もう怪物になってしまったんだからしょうがないよ
・・・・」
「はぁっはぁっ。ごめんね。大好きだったよ。また会おうね・・・。
アロマ・・・ニック・・・」
ぐさっ・・・。そこにはほんの一粒の涙があった。
Butterfly A.
最期にこれは嘘で単なるサプライズ・・・っていう展開にしようか
まよりましたけどやめました。
これはエラ編で、ジャック編が出ます。エラ編は完結です。「私」じゃなくなりますねw。気にしないでください。ありがとうございました。Butterfly A.