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【書籍化&コミカライズ】リーフェの祝福  作者: クレハ
2章

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初代の遺産

 転移門のある大広間には、これから戦地へと向かう多くの兵士達が集まり、次々と起動された転移門の魔方陣の中へ入っていく。



 転移門を使えるのは、基本王と王太子。

 王族の身辺警護を職務とする近衛は、同行する時に必然的に使う事にもなるが、その他の部隊の兵士は使用する機会は滅多に訪れない。

 その為、見ることも初めての者がほとんどで、初めて見る大広間を占める巨大で精巧な魔法陣を前にして、これから戦地へとおもむくというのに、悲壮感を漂わせているものは僅かだった。


 どちらかというと、他国には秘匿されたガーラントにしかない転移門をこれから体験出来るという事への期待感で一杯のようで、今か今かと自分の順番を待っていた。


 目立った混乱もなく、大広間にいた多くの兵士達は魔法陣へ消えていき、とうとうフィリエルの番になった。



「では、行って参ります」



 見送りに来ていた両親、兄、祖父に対し、フィリエルは極力明るく振る舞うが、ベルナルト達の心配そうな顔は払拭されない。

 特に、アリシアは今にも泣き出しそうなほど不安に揺れていた。


 戦地へ向かう息子との別れを惜しみ抱き締めようにも、ユイのいない今では、それも叶わない。

 ベルナルトは慰めるようにアリシアの肩に手を置き、フィリエルへ言葉をかける。



「頑張ってきなさい。

 大元帥、くれぐれも、くれぐれも頼んだぞ」



 念を押すベルナルト。

 フィリエルの出陣が決まってから何度となく繰り返された言葉に、苦笑いしながら大元帥もまた繰り返してきた言葉を返す。



「ご安心下さい。

 殿下は幼い頃より、私や先王陛下、ガイウスから鍛えられて、部隊長並みの実力を有しております。

 私も一緒ですし、滅多な事など起こりますまい」


「そうじゃぞ。もっと息子を信用せんか」



 過保護なベルナルトに呆れるテオドール。

 心配で仕方が無いベルナルト達と比べ、テオドールは普段通りだ。


 フィリエルは幼少期からテオドールやガイウスから師事を受け、全兵士の中の精鋭でもある部隊長達ですら、泣いて逃走する大元帥の苛酷な訓練を受け続けているのである。

 誰よりもフィリエルの実力を知っているテオドールは、むしろ暴れてこいと気楽に考えていた。



「ほれ、これをやろう」



 テオドールはフィリエルへ向かって手にしていた物を放り投げる。

 

 それは、鞘と柄にとても綺麗な細工と宝石が施された剣。

 その美しさは武器というより、宝飾品と表した方が相応しいように思えるほどだが、これはただの剣ではなく、細工や石は全て魔法の構築式と魔石。

 観賞用などではなく、戦う為に魔法が施された、所謂魔剣と分類されるものだ。


 しかも、この剣はテオドールが大切にしていたもので、フィリエルも何度か見せて貰ったことはあるが、魔剣の中でも強力な魔法が幾つも施された、かなり貴重な一品だと聞いていた。



「お祖父様?」


「わしにはもう必要ないからのう。これからはお前が持ちなさい。

 ただし、狙っておる者は多いから、少し見せてくれと言われても渡すでないぞ。

 そのまま返ってこない可能性があるからのう」



 そのテオドールの言葉が噓でない事を表すように、視線を大元帥へ向けると、目を血走らせながら剣一点を見つめていた。


 フィリエルは顔を引き攣らせながら、大元帥から守るように剣を背の後ろへ隠す。

 大元帥は、名残惜しそうに剣を見ていたが、次いで、興奮気味にテオドールに食い掛かった。



「あれだけ私が譲って下さいとお願い申し上げたのに、私の前であっさり渡されるとは、私に対する嫌がらせですか!?

 私がどれだけ師の剣を欲しがっていたかご存知でしょうに!」


「嫌がらせに決まっておろう。

 お前達ときたら、あれから百年以上経っているというのに、未だにしつこくつきまといおって」



 達ということは、大元帥だけではないということか。



「あの方の愛用しておられた剣ですよ!

 私のようにあの方の下で仕えていた者ならば、欲しいと思うのは当然でしょう!

 使っておられないのですから、私に譲って下さってもよろしいでしょうが!」


「お前達の誰かに渡したら血みどろの争奪戦を繰り広げるであろうが!」


「師の剣を手にする為にはそれも致し方ないですな」


「それで国軍の機能が停止したらどうするのじゃ、馬鹿たれ」



 とんでもない物を押し付けられたかもしれないと、受け取った事を早々に後悔したフィリエルは、大元帥とテオドールの言い合いで、あることを疑問に思う。



「これはお祖父様の剣ではないのですか?」


「元々はわしの兄のものじゃ。

 大元帥に取っては師匠でもあってな、剣を渡せとしつこいのなんの。

 フィリエルも気を付けるのじゃぞ」



 ようやく肩の荷が下りたわと言うテオドールに、そんなもの渡さないでくれと激しく思ったが、兄という言葉にそれも霧散する。



「兄?………確かお祖父様の兄弟は後継者争いで全員亡くなられたはずでは?」



 それどころか、王家の血を濃く受け継いでいた者達のほとんどがテオドール以外の兄弟へ付いた事で、ことごとく粛清。

 近い血縁者で残っているのは従兄弟で、テオドール在位の時に宰相位に就いていたセイゲル・バティスト公爵だけとなっていたはずだと、フィリエルは思っていたが。



「わしの実の兄ではなく、リーシャの兄じゃよ」


「えっ!おばあ様のという事は、父上の伯父にあたる方ですよね。

 そんな方がいらっしゃるなど初めて聞きましたが」



 アレクシスは知っていたのかと視線を向けるが、首を横に振り、フィリエル同様に驚いていた。



 何故教えてくれなかったのかと、咎めるように兄弟が揃ってベルナルトに視線を向けるが、心外だと言わんばかりにベルナルトはじとっとした視線をテオドールに向け話す。



「仕方が無いだろ、伯父上の話が上がる事など滅多にない。

 私とて伯父上にお会いしたのは、母上が亡くなった幼少期に一度だけ、もうお顔も覚えていない。

 まだ赤子だったジェラールは当然な。

 二人で何度となく父上に伯父上とお会いしたいと頼んだが、のらりくらりとかわされて未だに叶っていない。

 文句ならば父上に言いなさい」



 事実か問うようにテオドールに視線が移る。



「色々と理由があるのじゃよ。

 まあ、この戦が終わったら会わせてやろう」


「本当ですか!?」



 今まで全く取り合って来なかったというのに、どういう心境の変化かと、ベルナルトが疑い半分期待半分の驚きの声を上げる。



「本当じゃ、本当じゃ。

 それより行かなくて良いのか?

 先程からあそこで首を長くして待っておるようじゃぞ」


「あ………」



 後ろを振り向くと、テオドールの言うように、準備が終わり声を掛けようかどうしようか困っている兵士が数人待っていた。



「では、そろそろ参りましょうか、殿下」


「はい」



 これ以上待たせる訳にもいかず、大元帥と共に魔法陣の中へ進む。

 魔法陣が光始め、フィリエル達の体を包んでいく。 



「気を付けるんだよ、フィリエル!」



 そのアレクシスの言葉を最後に、フィリエル達の姿は光と共に消え、王都から遠い東の地へ降りたった。



 最も国境に近い転移門のある地へ移動した軍本隊は、そのまま先行部隊のいるザーシャ国境へ向かったが、フィリエルは本隊と離れ一部隊と共に、慰問の為に正体不明の魔法により破壊されたラグッツの街へ向かった。



 もはや街どころか建物の形すら成されていない瓦礫の一帯に、被害を聞いて覚悟していたフィリエルや兵士達は、あまりの酷さに絶句した。

 生き残りがいた事が奇跡としか思えない被害状況。


 重傷者は近隣の医療設備の整った街へ移動した為、この街にいるのは国から派遣された軍と、奇跡的にも無事だった軽傷者などの動ける街の住人。


 あんな被害があったにも関わらず、無事だった街の住人の多くがこの街を離れず、ここに残っていた。


 それは、未だに家族や友人が見つかっていない者が多かったからだ。

 そうでない者も、自分は動けるからと、街人の捜索を率先して行っていた。



 毎日毎日瓦礫を退け、発見される変わり果てた街の住人達。

 中に顔見知りは少なくはなく、また同じ被害が起こるかもしれないと思いながらの作業で、無事だった者達も限界に達していた。


 そんな中でのフィリエルの訪問は希望と言えた。



 常人離れしたフィリエルの魔力。

 魔力の高い貴族ですら、畏怖を感じる強い魔力の気配に、いくら抑えているとは言え一般人が耐えられるのか心配で、フィリエルが慰問に訪れるべきか上層部で意見が分かれていた。


 結果慰問に訪れる事になったが、街人達の反応は予想とは大きく違っていた。



 街を壊してしまう程の大規模な魔法。

 しかも未だ不明な点が多いと聞かされ、得体の知れぬものへの恐怖は心身共に疲労を加速される。


 そんな恐怖の中でのフィリエルの圧迫されるような強い魔力は、通常ならば恐怖で体が震えていだろう。

 だが、その圧倒的な強さを持つ者が自分達を守る王子だと分かっているからこそ、その強さは街人達に恐怖ではなく安堵をもたらした。



 毎日毎日亡骸が見つかり涙が溢れる事も、瓦礫の山と化した街に暗く沈むような気持ちになる事も変わりは無い。

 しかし、いつまた攻撃されるともしれないと張り詰めていた緊張感は和らいでいた。




 ***




 ラグッツの街の慰問を終えたフィリエルと一部隊は、ザーシャ国境の手前で野営していた本隊と合流。

 大方の準備は既に先発部隊によって整えられており、後はザーシャへ進行するのみ。


 翌日の侵攻を控え、野営地は独特の緊張感に包まれながらも、武力的にも圧倒的優位にある為か兵達の和やかな話し声が至る所で聞こえてくる。



 そんな周りとは逆に緊張のあまり天幕内でじっとしていられなかったフィリエルは、そんな様子を遠目に眺めながら物思いにふけっていた。

 すると、大元帥が柔和な笑みを浮かべながら近付いてくる。




「緊張しておられるようですね」



 軍を率いる最高責任者だというのにいつもと変わらぬ大元帥に、戦闘に参加もしないのに緊張している自分が恥ずかしくなる。



「はい、お恥ずかしながら」


「恥ずかしがる必要などございませんよ。

 私が殿下ぐらいの時も戦場に立つと震えてしまって、よく師に活を入れられていましたから」


「あなたがですか?

 大元帥の師とはどのような人だったのですか?

 確か、俺の大伯父に当たる方なのですよね?」



 いつも冷静沈着で豪胆な大元帥しか知らないフィリエルには、恐がって震えている姿など想像出来ず、笑みがこぼれる。

 どちらかと言えば、恐がられている側の人間だ。


 そして、そんな大元帥に活を入れられる存在がいた事が信じられない。



「ええ。しかし、リーシャ様と師……オルソ様に血の繋がりは御座いません。

 元々平民出身で孤児であられたリーシャ様をオルソ様のご両親が引き取られ兄妹となられたので」


「よく、お祖父様との結婚が許されましたね」



 ガーラント国は他国と違い特殊で、初代国王エルフィンの血を継いでいる事。

 そして王位に就いた者の孫までにしか継承権が与えられない。


 つまり、フィリエルは現国王ベルナルトの息子なので孫に当たるフィリエルの子供までは継承権を有するが、それ以降は継承権が失われる。


 それ故に、エルフィン王の血が薄くならないように王は王家の血を持つ者と婚姻を結ぶ事がほとんどだ。

 フィリエルの母アリシアも遠くではあるが、王家の血を引いている。


 だと言うのに、王家どころか貴族ですらない生まれの者が王妃となるのは、相当の反発があったと想像出来た。




「激しい王位争いで、テオドール様と年齢の合う王家の血を引く女性も沢山亡くなられたというのもありますが、一番はオルソ様との繋がりを断たない為です。

 常識外れに強く厳しく、しかし面倒見の良い方で、心酔している者も多く、オルソ様が誰に付くかで戦況が左右されたと言われていたほど影響力を持っていましたからね。

 実際に、最も勢力の弱かったはずのテオドール様が勝たれています。

 王位争い以後、王宮から去ったオルソ様との繋がりを持っておきたかった者達の後押しで、大きな問題もなく結婚が決まりました」


「何故去られたのですか?」


「殿下は、テオドール様より三代前の王の事をご存知ですかな?」


「ええ、王位に就いたものの、望んだ女性が王家の血を全く引いていない事から婚姻を反対され、あっさりと退位して一緒になられたと」



 地位より愛を取った純愛の物語に、今では本や劇の題材になっていたりする有名な話だ。



「オルソ様はその王の孫に当たる方なのですよ」


「ならば、もし結婚が許されその王が退位していなければ、大伯父上が王位に就いていたという事ですか」


「そうなります。

 そして現在、殿下方、王弟のフェイバス公爵に続く、王位継承権第四位であらせられます」



 予想以上の継承順位の高さにフィリエルは目を丸める。



「王位争い以後、テオドール様の兄弟や継承権を持っていた者達は粛清され、継承権を持つ者はテオドール様とオルソ様、テオドール様の従兄弟のセイゲル様のお三方のみとなってしまいました。

 軍の実権を握り、本来ならば王位に就いていたオルソ様を次の王にと押す者は少なくはなく、それを望んでいなかったオルソ様は爵位も捨て、王宮から去ってしまわれました」


「その後、大伯父上はどうされていらっしゃるのですか?」



 素朴な疑問に、大元帥の顔が曇る。



「戦争が終結した後、戦争で得た報奨金も国を建て直すのに必要だろうと全て断り、身一つで王宮を去られてからは、いったい今何をされているやら………。

 リーシャ様が亡くなられた時には一度いらしておりましたから、テオドール様ならば居場所をご存知と思いますよ。

 出発前に会わせるとおしゃっていましたから、いずれお会い出来るでしょう」



 そう言って話す大元帥の声が弾んでいるように感じるのは、気のせいではないはずだ。

 フィリエルに言っているようでいて、大元帥の方が会えるのを楽しみにしているのだろう。



「それにしても、今までそのような話聞いた事がありませんでしたが」



 歴史を学ぶ上で、教えられていてもおかしくない重要な人物。

 ましてや、継承順位が高いのだ。

 大伯父がいたことすら、今回初めて知ったフィリエルは腑に落ちない。

 その上、大元帥の話を聞いた事で、祖母の話もあまり知らないという事に気付いた。



「リーシャ様が亡くなられてからのテオドール様はそれは酷い落ち込みようでしたからね。

 当時を知る古参の臣下の誰もが、気を使ってリーシャ様に関する話をしないようにしていましたので、殿下方がお知りにならないのは仕方がないでしょう。

 …………………ところで、テオドール様から頂いたその剣を見せてはもらえませんか?」



 ぎらりと大元帥の瞳が輝き、フィリエルの腰に差した剣を見つめる。



「必ず返しますから」



 しかし、テオドールから貸したら返って来ないと忠告を受けたフィリエルは、信じられない。

 フィリエルが顔を引き攣らせ後ずさりすると、大元帥は逃がすものかと間を詰める。


 フィリエルが一歩下がると、大元帥が一歩進む。


 じりじりと後ずさる王子と、じわじわと追い込んでいく大元帥の姿を、兵達は仲良いなと微笑ましく見ていた。




「本当に返しますから」


「………………絶対ですよ」


「勿論」



 あまりの大元帥の迫力に根負けしたフィリエルは、注意しながら剣を手渡す。

 剣を手にした大元帥は、鞘から剣を引き抜き、なめ回すように剣の至る所を観察していく。

 まるで恋する乙女のように、うっとりと剣を見つめ、感嘆の声を上げる。



「ああ、素晴らしい……。

 流石初代国王エルフィンの遺産。

 これほど複雑な魔法をいくつも組み込む魔剣など、一生掛かってもお目にかかれる物ではありません」



 とんでもない言葉が出たような気がして、フィリエルは目を剥いて聞き返す。



「初代の剣!?」


「ええ、そうですよ。ご存知なかったのですか」


「ですが、大伯父上の剣だと……っ」


「それも間違いではございませんよ。

 長らく使い手が現れず宝物庫で眠っていたのですが、資質があったオルソ様が長年使われていたのです」


「…………そのような剣を俺が使っていても良いのでしょうか」



 初代国王の伝説や逸話はいくつも残っている。


 死んでも何度でも蘇るだとか、精霊の祝福を授けられたとか、精霊が鍛えた剣を手にし常人離れした能力を授かり国を作った等々。

 ありそうな話から眉唾物まで豊富にある。


 多くが初代国王を崇める為の偽りが含まれていると分かる、それは人間か?と疑いたくなるような突飛な話だが、初代国王が魔剣を手に戦乱の時代を平定しガーラント国を作った話は事実として伝えられている。



 この剣がその話の剣だとすれば、どう考えても国宝として宝物庫で大事に管理されていなければならない逸品だ。



「テオドール様が良いと思い渡されたのですから、問題ないでしょう。

 実際オルソ様も使われていたのですから」



 そう言って、大元帥はフィリエルに剣を返した。

 テオドールの言い方から、もっと返すのを渋ったりごねるかと思ったフィリエルは、あっさりと手に戻ってきた剣に目を丸める。



「もう良いのですか?」


「ええ、私では使えない事が分かりましたからな」



 フィリエルは意味が分からないと首を傾げる。



「殿下は、それを手にして違和感はございますか?」


「いいえ、全く」


「恐らく私では剣を振り下ろす事すら叶わないでしょう。

 テオドール様がお前は無理だと仰った意味が……長らく宝物庫に眠っていた理由が分かりました。

 しきりに、お前は違うと拒絶されているような違和感と圧迫感を感じるのですよ」



 フィリエルには全く意味が分からなかった。

 むしろ手に吸い付くように馴染んでいる。


 不思議そうに剣を見るフィリエルに、大元帥は苦笑する。



「あなたが何も感じないという事は、あなたが使って良いと剣が認めたという事ですよ」


「はあ………」



 いまいちピンと来ていないフィリエル。


 すると、その時。



「申し上げます!!!」



 血相を変えて飛び込んできた兵に、一瞬で大元帥とフィリエルの表情が引き締まる。

 穏やかに話していたが、ここは戦場最前線なのだ。



「何事だ!」


「ザーシャ国軍の大将軍が、大元帥閣下にお目通りしたいといらしております!」


「なんだと!?」







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