幼馴染の好きな人が幼馴染だった⁉︎てか二人って…それ浮気だよね?
オレには、幼馴染がいる。
和樹といちごだ。
そして、オレといちごは付き合っている。
オレたちは、よく三人でいるんだけど、今日はオレがバイトだからって、和樹といちごは二人でゲームするって言っていた。
でも、店長が間違えてシフト変更になったから、今日じゃなくて、明日バイトに入ってほしいと連絡がきたので、和樹の家にオレも行って遊ぼうと思う。
特に二人には連絡は、していない。
まぁ、どうせゲームしているだけだし、いいかなって。
いつものように、和樹の家の玄関をあけると、話し声がした。
もちろんそれは、和樹といちごの声だった。
おっ、いるいる!と靴を脱いでいたんだけど…
どうやら会話がおかしい。
「布団かけて〜」
「はいよ、こんなかんじ?あ、いちごでちゃってるよ、寒いだろ?ほら、ちゃんとかけないとだろ」
「いいの、あんまりかけちゃうと、みえないでしょ?」
「あー、そういうことね。てか、甘いなぁ。」
「ちょ、まだなめないで〜」
「いいじゃーん、ちょっとくらいー」
「もう、しょうがないなぁ。じゃあ、少しだけだよ?」
「やった!」
と、言っているんだ…
なにしてるの?
まず布団に入ってる時点でおかしくない?
ゲームしてるんだよね?
どんなゲームですか⁇
「あ、写真とろ?あとで智也にもお披露目しなきゃ。」
「そうだな」
「てか、今の状況を智也がみたら怒りそうだよね…」
「だな…」
…
オレは、わざと大きな声で
「おじゃまするよー」
と、二人に聞こえるように言った。
すると二人は、ガサって一瞬慌てて
「「どうぞー」」
と、元気よく返す。
開き直りってやつ?
二人がそんなに堂々としているのならば、こっちだって堂々と入ってやった。
「あれー?バイトは?」
いちごは、少し嬉しそうだった。
てか…
どうした…その格好は…
二人をみて、ギョッとした。
だって、二人して黒系の服着てて、めっちゃ汚れてる。
「おまえら…不器用かよ⁉︎」
「「デス‼︎」」
二人は、言い切った。
……
「まずさぁ、いったん片付けなよ」
「「はい」」
どうやら二人は、クレープを作りたかったらしい。
だが、泡立て器が暴走したらしく、服に飛び散りまくっていた。
もちろん床とかも。
最後にやればいいかなって、二人はクレープ作りを続行したらしい。
一応完成したであろうクレープは、いちごのクレープだった。
あぁ、さっきの会話って…これか。
二人は、まわりをきれいに片付けて、冷蔵庫からなにやら出してきた。
いちごのハートに囲まれたクレープには、智也誕生日おめでとう 和樹 いちごより♡
と、かかれていた。
え、あ…
オレ誕生日か。
「二人とも最高かよ‼︎ありがとう」
オレは、二人をクレープみたいに包みこんだ。
おしまい♡




