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幼馴染の好きな人が幼馴染だった⁉︎てか二人って…それ浮気だよね?

作者: 猫の集会
掲載日:2026/09/27

 オレには、幼馴染がいる。


 和樹《かずき》といちごだ。


 そして、オレといちごは付き合っている。


 オレたちは、よく三人でいるんだけど、今日はオレがバイトだからって、和樹といちごは二人でゲームするって言っていた。



 でも、店長が間違えてシフト変更になったから、今日じゃなくて、明日バイトに入ってほしいと連絡がきたので、和樹の家にオレも行って遊ぼうと思う。


 特に二人には連絡は、していない。


 まぁ、どうせゲームしているだけだし、いいかなって。


 いつものように、和樹の家の玄関をあけると、話し声がした。


 もちろんそれは、和樹といちごの声だった。


 おっ、いるいる!と靴を脱いでいたんだけど…


 どうやら会話がおかしい。



「布団かけて〜」

「はいよ、こんなかんじ?あ、いちごでちゃってるよ、寒いだろ?ほら、ちゃんとかけないとだろ」

「いいの、あんまりかけちゃうと、みえないでしょ?」

「あー、そういうことね。てか、甘いなぁ。」

「ちょ、まだなめないで〜」

「いいじゃーん、ちょっとくらいー」

「もう、しょうがないなぁ。じゃあ、少しだけだよ?」

「やった!」

 と、言っているんだ…


 なにしてるの?


 まず布団に入ってる時点でおかしくない?


 ゲームしてるんだよね?


 どんなゲームですか⁇


「あ、写真とろ?あとで智也《ともや》にもお披露目しなきゃ。」

「そうだな」

「てか、今の状況を智也がみたら怒りそうだよね…」

「だな…」


 …



 オレは、わざと大きな声で

「おじゃまするよー」

 と、二人に聞こえるように言った。


 すると二人は、ガサって一瞬慌てて

「「どうぞー」」

 と、元気よく返す。


 開き直りってやつ?


 二人がそんなに堂々としているのならば、こっちだって堂々と入ってやった。


「あれー?バイトは?」

 いちごは、少し嬉しそうだった。


 てか…


 どうした…その格好は…


 二人をみて、ギョッとした。


 だって、二人して黒系の服着てて、めっちゃ汚れてる。


「おまえら…不器用かよ⁉︎」

「「デス‼︎」」


 二人は、言い切った。


 ……


「まずさぁ、いったん片付けなよ」

「「はい」」


 どうやら二人は、クレープを作りたかったらしい。


 だが、泡立て器が暴走したらしく、服に飛び散りまくっていた。


 もちろん床とかも。


 最後にやればいいかなって、二人はクレープ作りを続行したらしい。


 一応完成したであろうクレープは、いちごのクレープだった。



 あぁ、さっきの会話って…これか。


 二人は、まわりをきれいに片付けて、冷蔵庫からなにやら出してきた。




 いちごのハートに囲まれたクレープには、智也誕生日おめでとう 和樹 いちごより♡


 と、かかれていた。


 え、あ…


 オレ誕生日か。


「二人とも最高かよ‼︎ありがとう」

 オレは、二人をクレープみたいに包みこんだ。



 おしまい♡


 

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