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第一話・魔王

 むかしむかし、あるところに

 魔剣を使い、世界を恐怖で支配した魔王がいました

 その魔王は剣を振るだけで、山も海も割ってしまいました

 そんな魔王を恐れ国の人は、皆魔王の命令に従うしかありませんでした

 そんな中、一人の魔法使いが打倒魔王を掲げました

 その魔法使いは、ボロボロの杖を使い、低級魔法しか使えませんでしたが、知恵と工夫で魔王を倒しました

 魔王の使用していた魔剣は、魔法使いにより封印されました

 魔法使いは『勇者』と呼ばれ皆に感謝されたとさ

 めでたしめでたし……


 

 平和な街

 

 ある青年が街を一人歩いている

 その青年は周りから注目されていた

 しかしその視線はどれも冷たい

 まるで犯罪者でも見るような視線である

 それは彼の珍しい格好もあるかもしれないが理由は腰に堂々と装備している剣だろう

 そんな青年に一人の男性が声をかける

 「おいガキ、お前そんなもんぶら下げて殺されたいのか?」

 青年は答えないどころか足を止めない

 その様子に腹が立った男性は青年に向かって拳を振り上げる

 青年は避けることもせず一方的に殴られた

 それを周りの人は止めようともしない

 男性は気が済むまで青年を殴り続けた

 青年は歩道で大の字で倒れた

 「……クソ」

 青年は服の汚れを払いながら言った

 青年は赤い髪に紺色のジャージのようなものを着ている

 この青年の名はカイ・ヘルト

 彼は異世界人だ

 彼が異世界……日本からここに来るのはあまりにも突然であった

 トラックに引かれるでもない

 光に包まれて気づいたら……でもない

 ある日寝て起きたらこの世界にいたのだ

 カイ・ヘルトと言う名は自ら名乗っている

 本当の名を知る者はこの世界にいない

 カイが異世界に飛ばされ所持していた物は全く見たこともない数枚の硬貨と謎の剣のみ……

 右も左もわからない状態で放り込まれたのだった


 そんな世界で一週間

 この世界のこと、今の俺の状態が少しだけわかった

 

 この世界では剣とは魔王を意味すること

 その魔王も赤髪であったこと

 この腰の剣は捨てることができないこと

 魔剣の封印が解かれたこと

 

 これらがわかる過程で所持金はほぼほぼ無くなってしまった

 ほぼ一文無し状態である

 これからどうするべきか……

どーも真城です

初投稿読んでいただきありがとうございます

今の所毎週土曜日に投稿したいと考えています

投稿する際はXでも告知しようと思っているのでよければ探してください

あまりにも書き方がきもかったのでいつもの書き方に修正しました

それではまた次回

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