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カードゲーマー遊気~少年はVRMMOカードゲームで遊ぶ~

掲載日:2024/05/16

 VRMMO空間、北里遊気(きたさとゆうき)天上院姫(てんじょういんひめ)はそこに居た。

 

「遊気、遊ぼうなのじゃ」

「いいぜ、どんなの?」

「これじゃ」

 手には、〈エレメンタルマスター〉というカードゲームを置いた。

 まだ試作品じゃがな、かなり練り込まれたと思う。


 言って、意気揚々と盤上へと向かう。

 

「ま、何でもいいさ。試運転なら七転び八起きさ! ルールは?」

 遊気の七転び八起きはいつもの口癖だ。

 

「ここでは、決闘(デュエル)の事を判決(ジャッジメント)と呼ぶ」

 前知識が遊○王だった。

 

「で、これが盤上じゃ」


 挿絵(By みてみん)

 

 盤上には。

 上段、キャラ1・2・3とあり、ログアウト。

 下段、多層・方位・時空間とありデッキ。と書いてあった。

 

「ずいぶんシンプルだな」

「まあ読切でやるにはこんなもんだろ、あと考えうる限り複雑だけどシンプルにした」

「次にカードの内容じゃ」

 上から、カード名、イラスト、チーム名、属性、パワー、そして効果テキストだ。

 

 挿絵(By みてみん)

 

「なるほどなあ~、んで、どうしてこんな形でやりたくなったんだ?」

「まあオリジナルカードゲームなんて、知名度0じゃし、やってみないと何もわからないからじゃな」

「ほうほうなるほど、んで? バトルするのか? 長くなるぞ?」

「そうなんじゃよなぁ~、まともにやると、絶対に長くなる。今回はセットアップ? チュートリアル的な感じでここまでにしておくのじゃ」

 無難である、頭を使うカードゲームは、まず速効性に欠けるのはどうしても否めないことは、これで十分に解った。

 加えて、遊ぶタイミングもかなり限定されるし、カードテキストを読ませるタイミングも何となく掴めた。

 「何となく」ぼやけた視線が、「ようやく」形になったと言った風だろう……。


「カードと言ったら美麗イラストと重厚なテキスト内容だよな?」

 それはまあ、憧れとしてはそうだろう。


「表面上はな、でもエンジョイプレイヤー咲みたいに、マシンガン投稿は出来なさそうだぞ?」

「それオブそれじゃな、ま~週1投稿が目標になるのかな? 週刊連載。 WEB小説だと」

 メタメタだが、ラノベにしては挿絵がなさすぎるし、漫画にしては工数が足らなすぎるし。個人投稿だし。

 WEB小説としてはこれが最適回答だろう……。

 

「うん、今回はこれで良いよ。ありがとう」

「説明を聞いただけだがな」

 それでも、相手方が居るとは良いことだと思いながら、この話はお開きとなった。


 サブゲームマスター 天上院咲

 【放課後クラブ/光】2000

 効果、なし。

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