1/3
プロローグ
あのー弥生だったんだけど、メアド変えたんで!あとパス忘れて面倒だったので!盗作じゃないっすよ☆
今日もただ、平和で退屈な日常が続くと信じて疑わなかった。
面倒な部活を終え、英単語帳を眺めながら、家路につく筈だった。
何なのこれは
緋が舞う。
何なのこれは
鉄の匂いがする。
何なのこれは
自分の口元で悲鳴が起こる。
何なのこれは
すぐ目の前で鈍い音。
何なの。
どうして。
私が何をした?
何、これ。
「…っい、嫌ああぁぁあぁあぁぁあ!!!」
世界が、暗転した。